君のことならなんだって知ってた。
嘘をつくときの癖も、どんなものが好きかも。
だけど今の僕の視線の先には、僕の知らない顔で笑う君。
隣にいる人物が君にとっての何なのかも知らない。
悔しいような、苦しいような、悲しいような感情が湧く。
おかしいな。
君のことならなんだって知ってた、はずなのに。
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