君が流したユメナミダ。


恋に王手


恋に王手(シカマル×ウズメ)

「・・・はい王手」
「お前、最近強くなったな」
「そう?シカマルが弱くなっただけじゃなァい?」

そう言いながら、将棋盤の上の駒を適当に取り、
手の上でじゃらじゃらと音を立てながら転がすウズメ。

「というか感謝しなさいよ?アスマさんとかが居ないから、私が代わりに将棋付き合ってあげてるんだしィ」
「・・・へーへー、わかってますよっと」
「わかってないわよねェ、それ」

そう言うと、ウズメはさっきシカマルから貰って
すぐ花瓶に挿した薔薇の花をうっとりとした目で見た。

「それにしてもさ、珍しいわよね。シカマルが花くれるなんて」
「悪ィかよ」
「悪いとは言ってないわよォ。嬉しいなって思っただけ」

そう言ってウズメが笑うと、
シカマルも面倒そうに苦笑いした。


恋に王手
(・・・とはいってもまだまだ)
(勝負の終りは見えてこないのよねェ)


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ちなみにこの薔薇の花は
ハルミの生やした花。

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