君が流したユメナミダ。


華を召しませ吸血鬼


(DIOに吸血鬼にされて愛される主)


・・・ああ

おなかが、すいたな


私はDIOのように人の血は吸わない。
小食ってのもあるし、あと・・・
私は満たされているから。


孤独になればなるほどお腹がすく。
誰かと居るとお腹いっぱいのまま。

でも今はヴァニラもテレンスもいない。
一人ぼっちって寂しいなあ・・・

「・・・ごめんね、ちょっと食べさせて」


ミフェがそう言うと、手に持っていた薔薇が
見る見るうちにドライフラワーのように枯れていく。

薔薇が枯れきった後、一度だけ舌なめずりをして、
ミフェはソファーに倒れ込んだ。


・・・ああ

ひとりだと、おなかがすくの



焦点の合わない目でぼおっと天井を眺めて、
ミフェは浅いうたた寝に入った。




華を召しませ吸血鬼




愛を得た吸血鬼は血を吸わなくなって
花の精だけで生きられるんだとか

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