ぶっ本主と後輩女性声優達
[2/2]


今日も大好きなぺっちゃんとのラジオのためにエレベーターに乗っていると、事務所は違えど仲良くさせてもらっている先輩の晃さんが乗ってきた。

「お、西じゃん、お疲れ」

「お疲れ様です晃さん!!ラジオですか?」

「うん、西も?」

「はい!!ぺっちゃんとのラジオですよー」

「あぁ、あれねw俺もたまに聞いてるよ」

「本当ですか!?」

「うん」


事務所は違くても、同じ事務所である安元さんと大の仲良しである晃さんは陰ながら本当に大好きな先輩と挙げさせてもらっている。
基本的にいろんな人と仲良しなこの人は、こともあろうにイケメンで且つ中身もイケメンなのである。


「いつか晃さんのラジオに出たいです」

「え、いつでもおいでよ。洲崎と一緒に」

「いいんですか!?」

「どうぞ。でもあれだね、ベストふんどし賞とって忙しいか」

「ふんどしを生業にしてるわけじゃないです!!笑」


一度 晃さんが主役のアニメに出た時、この人の座長としての気配りにびっくりしたことがあった。

後輩である私や、もちろん先輩方にまで本当に気配りがすごくて。
スタッフさんにもいつも気にかけたり。彼が初主役をした役は、監督が直直にお願いした、という理由がその時にわかった。

覚えてもらえる人なんだ、と。

自然に話を運ぶスキルや、誰とでも仲良くなれるスキルに、いつの間にかみんな晃さんという存在を覚えているんだな、と。


そこからは、毎日#naem2#さんを見ての繰り返し。
どんなことを話してどんな反応をすれば相手を楽しませることができるのか。

それが功をなしたのか、ラジオのメインパーソナリティも務めるようになれた。絶対これは晃さんのおかげだなーと思うのだ。


「まぁ暇なら連絡して。スタッフに言っておくし」

「本当ですか !?」

「うん、待ってるよ。洲崎にもよろしく」

「はい!!」


エレベーターが開き、晃さんが降りていく。

それじゃあ、と手を振って笑顔を見せてくれたその姿に、私は思わずかっこいいとつぶやいた。






まん丸なお目目を






開きながら、ははっと笑う晃さんに違うんです!!!!!!と叫ぶ私がエレベーターの中に消えていくまであと3秒。



栞を挟む

* 前へ | 最後 #
2/2ページ

LIST/MAIN/HOME

© 2018 憂いにキエル。