Irony Parade so beautiful yet terrific.

セイバー・ジュラメント


真名:井伊直虎[獅子劫紅葉]
身長:150cm / 体重:42kg
出典:史実・井伊家
地域:日本・遠江井伊谷
属性:秩序・中庸 / 隠し属性:人
性別:女
イメージカラー:彼岸花のような朱
特技:料理・裁縫
好きなもの:日向ぼっこ・子どもたちの相手・豆腐 / 苦手なもの:水
天敵:天草四郎時貞
ICV:茅野愛衣

「剣士」の疑似サーヴァント。
英霊剣豪にて初登場し、その時はセイバー・ジュラメントと名乗り自らの正体を隠していた。

【略歴】
日本の最も有名な女領主、井伊直虎が最も相性の良い獅子劫紅葉の肉体を器として現世に召喚されたもの。本来井伊直虎は英霊として霊器数値が足りないが、英霊剣豪でセイバーとして召喚されそうになった際に座であらゆる可能性を加味した結果獅子劫紅葉が宿業から霊器の汚染を防ぐために器として選ばれた。その為、井伊直虎自身は紅葉ならば大丈夫と自らの指揮権を放棄しており、性格・スキルなどが一部紅葉のものへと変化している。この紅葉はApocryphaの記憶とFGO世界における自分の記憶を同時に有しており、それらの奇跡を「魔眼による平行世界の共有」だと述べている。
『Fate/Grand Order』亜種特異点英霊剣豪七番勝負にて、セイバージュラメントとして現界。与えられた宿業は「一切斬罪」だが、宿業を完全に植え付けられる前に井伊直虎自身が霊格を守るために擬似サーヴァントとなるため獅子劫紅葉の肉体を使い自らを守り通す。人格が紅葉と入れ替わり、以降紅葉は主人公・紅離を見守る。しかし、植え付けられた宿業そのものは歪みを産み、紅葉自身が汚染されて行くことになる。それを察した紅離のサーヴァントであるモードレッド・土方歳三に頼み、土方歳三が宮本武蔵から「明神切村正」を借り受け、宿業のみ壊す。自らの死を受け入れながら、紅葉は井伊直虎に守りきれなかったことを謝罪し――しかし、その肉体が生きていることに驚きながらも、今後も主人公たちと協力することを約束している。

【人物】
英霊剣豪にて召喚された事実も踏まえればこの英霊は獅子劫紅葉でも井伊直虎でもない。井伊直虎は緊急事態であったためその人格なども全て紅葉に手渡している。紅葉が肉体の主導権を得た為、紅葉が本来持っている「魔眼」「魔術特性」が一部スキルなどに反映されることになる。
人格が紅葉であるためか、非常に穏やかで冷静な雰囲気を放っている。所謂「ママ」であり、子どもたちと遊んだり、主人公や紅離、マシュの体を気にしたりと気遣いを見せる。無邪気で料理好きな一面も強く、エミヤたちと共に厨房の番人を務めているが――特定のサーヴァントが関わると素の性格というか、厳しさが垣間見え、刃のように鋭い一面がある。

【能力】
獅子劫紅葉に起因するスキル「欲視の魔眼」を持ち、女地頭として最後まで井伊家のために立ち上がり続けた井伊直虎とどんな困難な戦いにでも逃げることなく立ち向かった獅子劫紅葉の精神性が合わさり「不朽の剣」のスキルとなるなど、本来のサーヴァントにとどまらない力を発揮している。また、紅葉自身の肉体が改造されたホムンクルスだったということもあり「魔力放出(刃)」のスキルを持ち、小さい体ながらも刀「無銘」で敵を両断するなどとんでもない身体能力を発揮する。

ステータス


【FGO】
クラス:セイバー マスター:主人公(紅離)
筋力:B+ 耐久:B 敏捷:A 魔力:A 幸運:E 宝具:B
クラス別能力:
対魔力:C
魔術起源(刃):EX
本来魔術師である獅子劫紅葉が持っている魔術起源。コレにより刃物への扱いが格段に上がり、相手が持っている「刃」のつく武器へ対する対処が格段に上昇している。自身のBusterUP+セイバーからのダメージ軽減。

※本来ならセイバーにふさわしい騎乗スキルを有していなければならないが、肉体の主導権を握っている紅葉自身が乗り物への耐性が非常に低く、クラスと別スキルから除外。馬ですら乗りこなせないポンコツっぷりである。

保有スキル:
魔力放出(刃):B
肉体の器、獅子劫紅葉がホムンクルスであり、魔力を放出し刃を作り出していた点からスキルとなったもの。生み出される魔力そのものが刃のイメージを持つため、相手を切り裂く事に長けている。FGOでの効果は「自身のバスター性能向上+スター吸収率UP」
不朽の剣:A→A+(幕間の物語「ただ、愛していたからこそ」をクリア)
何があっても折れることのない不屈の精神性の合致によりスキルとなったもの。しかし、井伊直虎は城を井伊を守るために何度も立ち上がるというものだが、獅子劫紅葉の不屈の精神性は肉体の不屈さから来ているもの。FGOでの効果は「ガッツ付与」→「ガッツ付与+攻撃力UP」
欲視の魔眼:EX
獅子劫紅葉の持つ「金」の魔眼。目を合わせた相手・視界に入った相手の視界を「奪う」魔眼である。相手の視界を自らの視界として見ることで相手の動きを知る。FGOの効果は「自身のクリティカル率UP(3T)+NP上昇」

FGOカード構成:B・B・B・A・Q

宝具


『井伊谷守護方陣――虎の剣』
いいたにしゅごほうじん とらのつるぎ
井伊直虎の守る井伊谷は何度も、数多の者たちに攻められてきた。しかし、井伊直虎は全ての敵から守り通せたわけではなかった。傷つき、井伊谷は一度全てを失いながらも……――次の世代へ紡がれ、その鋼の意思を貫いた。
ランク:B
種類:対人宝具
レンジ:10
最大補足:20〜40
由来:井伊直虎の居城があったとされる井伊谷の守り。何度も何度も、侵攻され政治的にも危機に晒され続けた井伊谷は井伊直虎の守るべきものであり、彼女に刀を取らせ、女としての生き様よりも領主の道へ進ませることになったもの。守るものを固定し、それらのために戦う井伊直虎の精神性に、肉体の器である紅葉が応えた形なので、本来の井伊直虎の宝具とは異なるものとなっている。紅葉の精神性に「守るためには戦わねばならない」「誰よりも傷つかなければならない」というものがあり、更には彼女の最大魔術「死国の棘」が合わさり、ダメージが大きければ大きいほどダメージ量が上がっていく。傷が増えるほど、守る力が増してゆく。

登場作品と役柄


『Fate/Grand Order』亜種特異点 英霊剣豪七番勝負にて☆3セイバーとして実装。
「亜種特異点 英霊剣豪七番勝負」クリア後にストーリーガチャに追加される使用となる。

人間関係


【FGO】
・主人公
自身を呼んだマスターであり、英霊剣豪中に救ってくれた人達。一定以上の信頼を置いているが、肉体の器である紅葉の精神性のせいでお母さんのように接してしまうことがある。ちなみに英霊剣豪初登場時には紅葉と紅離が酷似していることから「ドッペルゲンガー」と呼べる選択肢が登場する。
・獅子劫 紅離
肉体の器である紅葉の娘でありクローン。紅葉である事実は完全に伏せているが、紅離自身は察しているところもあり、彼女を母のように慕っているし紅葉も紅離への愛着が捨てられないのか娘のように取り扱っている。彼女が精神をすり減らして自らへの贖罪を果たそうとする姿に耐えられなくなることもある様子。
・天草四郎時貞
紅葉にとっての最大の敵だった――男。今となっては私怨も何もないがただただ天草四郎時貞の人間性を理解できないということから逃げて意識がある。深く関わらないなら別段近くにいても気にはならないが左側に立たれるとどうしても刀を抜刀してしまう。
・モードレッド
並行世界における夫のサーヴァントであり、現在の娘のサーヴァント。互いに思うことはあるが、英霊の依代となり共に戦える世界に紅葉自身は感謝している。モードレッドも彼女の懐かしい姿と唯一かつての世界を語れる人間であることからか、二人で話をすることもある。
・土方歳三
紅離のサーヴァントであり、英霊剣豪の世界において自らの宿業を砕いてくれた男。紅離の気持ちも、彼の気持ちも理解しながら見守る姿勢を保っている様子。土方からすると全て知った顔で見守っている紅葉が気に入らない様子だ。
・死霊魔術
礼装。ただ、とても大好きだった人が描かれている礼装。何も話してくれないし、ただそこにあるだけのものだが、紅葉にとっては大事な思い出のような、そんなもの。礼装を握りしめて眠ってしまった時にとても、とても懐かしい夢を見た。――頑張りすぎるなよ、と頭を撫でる暖かな手は紅葉だけの秘密。

台詞集


召喚時:「我が名は井伊が誇る女地頭、井伊直虎である! ――え?小さい?小さくない!ぜぇったい小さくなんだから!!」
マイルーム:
「直虎ちゃんと気さくに呼んでくれたらうれしいなぁ〜」
「私たちは歪なサーヴァントだ。……彼女は私に全てを託して消えたのだから」
「人を愛することはとても尊いことよ、マスター。貴方はすべてを捨ててでも愛したい人はいる?」
「好きなものは……お豆腐!お豆腐はとても好きよ……おいしいお豆腐はほっぺたが落ちちゃうの」
「水。水だけは絶対にやめて……いや、あの、直虎としてのトラウマじゃないの。えっとぉ……多分、近づいたら溺れちゃうから……」
「願い事はなにかに叶えてもらうことじゃない。私の、この胸にある願いは私だけのもの。――聖杯に託しちゃいけないの」
(モードレッド所持)
「叛逆の騎士様は相も変わらず凛々しいから、大好きよ。こういっては失礼だけど、なんだか娘みたいでかわいいの」
(天草四郎所持)
「……はじめまして、救世主にして悲劇の少年天草四郎。え?会ったことなんて、一度もないわ。――ええ、少なからず、直虎と貴方は」
(セミラミス所持)
「別にお互いに召喚された場所なら敵じゃないでしょう。たとえ、あの人があの世界で私の器をどう扱ったか、なんて知らなくていいことだし」
(ケイローン所持)
「ああ、マスターちょうどいいところに!ケイローンから逃げてるところなの、見つかったらまたお説教されちゃうわ!」
(所持)
「」
(所持)
「」
(絆Lv1)
「剣の手ほどきならいくらでもしてあげるわ。最低限、戦えるようにならなくては」
(絆Lv2)
「あら、マスター。駄目よ、顔にホコリが付いてるわ。(男)いい男が台無しよ。(女)可愛らしい顔には似合わないわ」
(絆Lv3)
「私は戦いに生きた。それが私の全てだった。――愛した人を護るために」
(絆Lv4)
「夢は幻想。あっという間に終わってしまうから、いつか私はアナタの元を離れてしまうけれど……記憶の中には生きることができる。どうか、覚えていてね」
(絆Lv5)
「私は愛する人を絶対に忘れられないけれど……今はあなたのために剣を振るいましょう。井伊を守り通した――あの人と共に戦ったこの剣で、今度は貴方を護るわ」
レベルアップ:「この調子でどんどんいきましょう」
霊基再臨:
(1回目)「よし、いい感じ」
(2回目)「肉体と霊基が噛み合ってきたわね。うん、上々」
(3回目)「殆ど以前と変わりない感じ。うんうん」
(最終)「さて、これで貴方の役に立てそう。頑張るわ」
戦闘開始:
「この直虎に挑む兵よ、名乗りをあげよ!!」
「井伊が女地頭!直虎が出る!!」
カード選択:
「はい」
「了解」
「まかせなさい」
スキル選択:
「推して参る!」
「本気、見せてあげる」
宝具選択:
「全ての厄災をここで斬り落とす――」
「見るがいい、女地頭直虎の力を!」
宝具:
「我が身は剣。我が身は刃。刃を持って、我が地に厄災を齎す者を滅する!!」
「覚悟しなさい。私の護るべきものに手を出した罪はここで罰する!」
消滅:
「……やっぱり、だめ、みたい」
「ごめんなさい……ああ……今、そちらに……」
戦闘終了:
「お疲れ様、マスター。戻ったらお茶にしましょう」
「私が居る限り!譲ることまかりならん!!」
誕生日:
「え、マスター、誕生日なの!?どうしてもっと早く言ってくれないの!今からケーキ焼いて来るから……チョコ?いちご?それともタルト……好きなもの言って頂戴」
イベント:
「なんだか、こういう催し物はそわそわしちゃうわね。うんうん、直虎ちゃんは賑やかなの好きよ」

【霊衣開放 「愛したあの人の記憶」】
直虎になる前。一人の女が愛した、一人の男との思い出。
開放:「ふふ、すごく懐かしい。嗅ぎ慣れた煙草の匂いもそのまま……え、サイズがあってない?当然よ、だってこれは私のジャケットじゃないもの。――どう?似合う?サングラスも新調してみたのよ」
霊衣について:「え?これを着ていた男の話?うーん……すごい顔は怖くて、いつでも硝煙と独特な薬や煙草の匂いがしてて、体も大きくて、このサングラスをしててね。でも――すごく、すごく大好きだったの」
開始:
「もー。いっつも厄介事に巻き込まれるんだからぁ」
「これ、借り物なの。傷つけたら――怒るから」
スキル:
「刃よ」
「剣よ」
戦闘不能:
「……縫えば、直るかなぁ」
「ごめんなさい、界離……」
勝利:
「殴れば死ぬ、これ鉄則よ」
「帰ったらご飯作らなくっちゃ!」

セイバー・ジュラメント

ALICE+