暁の女神――
朝を呼ぶ権能を持つ女神――エオス。アレイスティルはこの女神の器として、黎明宮に生まれ落ちた女神である。テュポーン神族の一人として、夜から朝へ告げる権能を持ちその権能の役割を誰よりも理解しているアレイスティルは人々に朝を願う。例え、ゼウスに権能を抑えられ、暁の時間しか活動できないとしても、人々に自らの存在を認識してもらえなくても最期まで人々の幸福と覚醒を願っている愛ある女神である。
触れられぬ愛の呪い
女神と人の愛は常に叶わないものである。アレイスティルは一人の男に恋をした。――エオスは恋する女神だ。かつて美と愛の女神アフロディーテにかけられたその呪いは「人に恋をし、その恋は決して報われない」というもの。デフテロスを愛して、間違いなくそれは確実的な呪いだと思ったのだ。愛していても、彼はきっと自分を見ないと知っていた。それでも、ただ、デフテロスの朝を願った。影として生きて、自らを犠牲にし続ける彼自身の朝を待ち続け、その瞬間はやってきた。「ありがとう、俺を愛してくれて」――恋は叶わない。しかし、デフテロスの愛はアレイスティルを救った。
人間関係
デフテロス (呼び方 デフテロス / アレイス)
互いがまだ互いの世界に居た頃、二人は偶然に交わりを持って出会った。それ以降、数奇な運命に惹かれ合い、互いの孤独や悲しみを埋め合うように思念体のままであったが関わり続けた。デフテロスは最期の瞬間までアレイスティル(エオス)の本体と出会うことはなく、最期の瞬間まで互いの思いを知らないままだったが、確実に愛し合っていた。朝を告げる女神エオス(アレイスティル)は影として生きたデフテロスを朝へと導いた。
アレイスティル
エオスの器となった聖域の黎明宮に生まれ落ちた女神の器。強い権能を持って生まれ、暁の時間における彼女の力は最高潮を迎える。基本的には肉体、実体を動かすことはできず、精神体でのみ世界に関わりを持つことが出来るが、その精神体を認識できる人間は数少ない。黄金聖闘士の中でも数少ない。深い夜の様な濃紺から薔薇のような赤の髪をしている。指先は塗っているわけではないのだが、権能によって薔薇色をしている。
夢や相手の精神世界へ自身を接続する権能を持っている。人は皆星の下に生まれるという理論のもと、エオスの権能を使い、星に接続し、夢や精神世界に入り込んでいる。人としていき、神として見守り――自分の聖戦における役割はあくまでも傍観者であることを強く思っているが、夜から朝を告げる女神として、夜に留まり続けるものを見捨てておけない一面を持つ。取り立てて言うなら、優しい。聖戦において、聖域に存在してはいるが、自らすすんで戦いに出ることもなく、聖闘士たちに関わっていこうともしない。その姿に反感を覚えるものをもいるが、アレイスティルは敢えて気にはせず、自らの役割「夜(戦い)が明け、朝(平和)を告げる」に徹している。
普段は一日に2時間しか出現しないと言われている「黎明宮」にて二人の白銀聖闘士と共に生活している。二人のおつきによく迷惑をかけたり、思念体状態で迷子になったりと、様々なトラブルを引き寄せる、というか作り出すトラブルメーカー。
「明けない夜は無いわ。
だから、必ず貴方にも朝がやってくる。私はそう、信じてる」
DATE
出身地:ギリシャ(黎明宮)
性別:女
年齢:20歳
誕生日:6月20日
身長:170p
体重:58kg(ほとんど霊体のため体重がないに等しい)
血液型:エオスの霊血
星座:双子座(完全な守護聖はエオス)
好きなもの:人間観察
嫌いなもの:夜に留まり続けること
特技:幽体離脱
技:
権能
また、エオスと言えば「朝を告げるためにランポス(光明)・パエトン(光輝)という2頭の白馬に牽かせた黄金の戦車を駆り、きらめく朝露をまき散らしながら万物に目覚めを呼びかける」という逸話から、アレイスティルも目覚め=覚醒を導く権能を持っている。戦いの女神であるアテナとは異なり、自身の戦闘能力は皆無に等しい。