3712/19 22:19
君の前に居る彼の耳に今聞こえる音と言えば
自分の口から漏れる嗚咽だけだった。
目の前の人は穏やかな顔で眼を閉じている。
「おやすみ」色のない唇に触れ呟くけれど、
答えは返ってこないまま。

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