短篇短篇02
目が覚めると授業が終わって次の時間に入るところだった
すぐにばっと顔を上げてひやりとした汗を拭った
そういえば次の授業は相澤先生だ
それについ先ほどの夢を夢であれと願う
お茶子「あれ、都佑ちゃんなんか顔色悪いよ?どーしたん??」
飯田「さっきも起こしても全く起きなかったし、大丈夫か?」
『え、あ、いやその・・・』
相澤「席につけ、授業を始めるぞ」
説明も出来ないまま時間は過ぎ担任である
相澤先生が入ってきた
今日の授業の説明が入り席から立って
そのまま授業の場所へと移動する
『(普通にしているし、思い過ごしだよな・・
じっと見つめるのも悪いし、ちらちらしているのも
悪いし皆に悟られるのはもっと不味い気がするから
とりあえず知らんぷりしないと)』
そう思いながら私は授業の内容を聞いて
作業の様に授業に没頭していった
今日の授業は救助活動の訓練だった
私はいつものように具現化で道を作り
梅雨ちゃんとタッグを組んで水が苦手な
私を使って一人で成るべく訓練できるようにと
相澤先生が考えた内容
二人一組で必ず苦手な状況で
足をひっぱられないような頭の回転と冷静さ
そして調子に乗らない様にと考えているのだろう
私はそう感じながら梅雨ちゃんの背中を見た
その時だった
相澤「!!−ぐっ、」
デク「相澤先生!!」
『ーーっ!!』
相澤先生が急に胸をつかんで苦しそうにしだした
それに私は驚き作業を中断しそうになる
すぐに梅雨ちゃんと息を合わせてその場に戻る
『相澤先生!』
梅雨「相澤先生!!大丈夫?」
梅雨ちゃんが近くに行って確認を取る
既に人がわんさか居たのだが飯田君が
指示を出しているらしい
私はその時にふと夢の中の話を思い出した
【好きな人がほかの人と
結ばれないと好きな人が死ぬけど
君が好きな人に好きと言わなかったら
好きな人は死なないよ。
まぁ先に君が目を覚ましたら
イレイザー・ヘッドの心臓をちょっと
掴んでみよう。苦しんだら合図だよ。
これは夢ではないんだ、
悪夢の始まりだという・・・ね?】
私はその言葉を思い出しただけで
ぞっと悪寒がした
寒気どころじゃない
あれは宣戦布告だったのだ
私にとっての大切な人を
彼にとってもある意味大切な人との
関係を引き裂くことを
計画している犯行であることを
相澤「ぐっ、だいじょ、うぶ、だ」
梅雨「でも汗が尋常じゃないわ!」
飯田「リカバリーガールに連絡を取ってきた
その場で待機しておけとのことだ!!
僕は先にリカバリーガールの所に行って
連れて来る。八百万さんは相澤先生を頼む!」
百「はい!お任せください!
男子の皆さん、相澤先生を担いでくれませんか!
この場所では休めるにも休めません!!」
【ただしこれには続きがある】
私はその場で立ち尽くして
倒れて苦しそうにしている
相澤さんを見ているしかなかった
何と無力な事だろう
何故言えないのだろう
言ってしまえば最期だからだ
【君が好きだと言えば君の命は亡いからね】
その日から私は目から光が消える気がした
彼らとの時間を噛みしめる為に私は一人
時間と人間関係と想いで悩まされることになった