特に何もないただの日曜日の午後昼下がり
私はただただうたた寝をしていて
このまま何処かに落ちないかなと思っていただけだった





いつか全てが無に帰るその日まで





何処かいい最終回だったとか
何かそんな言葉が頭をよぎるが、
決して最終回ではない
寧ろ始まったばかりだ。
勘違いするなよ、これは始まりだ


『って私何言ってんだろ・・・ねよねよ』


ふぁーと大きなあくびをしながら
隣に置いていた真っ白な丸い五センチくらいの
透明な石のネックレスを手に取り首につける
光に当てるとキラキラと反射するその石は
何処か不思議な力が湧き出てくるそんな感じがした


今日は四月一日
世間はエイプリルフールなどと騒いでいるが
今の私にはどうでもいい事この上なかった
そう思わせるのもこの気候がいけないのだ気候が

とても気持ちがいい風が部屋の中に入ってきて
そのまま寝ても風邪を引きそうにないくらい
暑い日差しに私はそのまま布団に潜り込み
そのまま眠りについた



まではよかった

何時間後だろうか?
そのまま目を覚まして大きなあくびをして
いつものように布団から起き上がろうとした
そのときだった


『・・・は?ここ、どこ?』


よくわからない太陽の真下
そこは何処かの屋敷の中にも見える
が、場所が場所なのだ。

そう今私がどこにいるかというとだな?

「誰だ!」




『ふぁっ!?』

「あれ?お姉さん?どうして菜園に居るんですか?」

いやそれはこちらが聞きたいわ。
私はキャベツ?や大根??等の
菜っ葉が沢山育てられている畑の近くの
木の下で寝っ転がっていたらしい

いや、今も寝っ転がっているに近いのだが
流石に上下陸上用の服着ていると何をしているのか
自分でもわからない。うん、スポブラ着ていてよかった。
最近ではおばさんになったのか知らないが
ノーパンノーブラだからな、いや前からか。

そんなことはどうでもいい。
とりあえずなんか良く分からない
水色の○♯模様の子供四人は放っておいて
私の家を探さない・・・と?

○♯模様?水色の??
はて、何処かで見たことがあるような?
はてはて?一体どこだったかな、

そう考えながら首をかしげていると
一人が上級生を呼んできた
竹谷先輩と言ったようだが、
おかしいな、似たような人を一人
知っているんだが・・・


竹谷「曲者!?何処の者だ!」

『あれ?私曲者なの?』

「え!違うんですか?」

竹谷「騙されるなよ虎若!」

そういって竹谷先輩は虎若君を近くに寄せて
まるで私が悪者かのように距離を取られた

確かこういう時って逃げたらダメだった気がする。
いやいやいや、クマさんじゃあるまいし、
あ、見た感じ腰ちょっと引いて子供目線にしているから
ちょっとわかりにくいけどあの子結構がたい良いな?
身長高いな?クマさんって見てもいいかもしれない。

そう私が変な妄想をしていると
竹谷先輩がさっさと出ていけというので
じゃあお言葉に甘えて出ようとするが
一つ気がかりなことが一つ

『あ、あの竹谷先輩さん?』

竹谷「な、なんだ」

『ここら辺に宿というかあ、ダメか。
やっぱりいいですごめんなさいでは
さいならららばいふぁおおほおおおお!?』

踵を返して宿代持っていないことを思い出した
私はすぐに野宿に切り替えてこれ以上迷惑にならないように
潔くここから出ようとしたのに
何故か落とし穴にはまってしまった

・・誰だよ、こんなところに穴掘ったやつ
痛いよ、もうやだー


竹谷「すいません!大丈夫ですか!?」

「これ絶対綾部先輩の落とし穴だよな・・・」

「凄い細い女の人っぽいけど、大丈夫かな?」

そんな声が穴が深い分響いて聞こえてくる
いやー女の人ですが細くはないですよ
もうちょっとダイエットしないと
いけないくらいの平凡な体系の人間ですよ。
まぁ筋肉あるからダイエットも何もないけどね


『うう、多分大丈夫です・・・』
《第一話》

第一話

《後書き》
後書き