感傷を飾る窓辺


どうか、お願い、気付かないままで居て。

そう幼子に涙を流す母

窓から風が入ったカーテンが
何処か寂し気に見えた













ー世界は変わり、此処で説明をしよう。

蜻蛉の個性を持っていた何気ない日常を過ごす狼森小籠
実は代々別の個性を受け継ぐ家系の事を祖父から話され
最初は個性を護っていた守護者と一緒に個性のお試し期間を過ごす

然し、ヴィラン達に何度も立ち向かう事になり
祖父は小籠に継承を言い渡し、そのまま眠ってしまう

切り替わった小籠は様々な現象をカードに変えていくと同時に
守護者と会う様になり、そのうち周りにもばらさなければ
ならなくなってきた頃

小籠に継承者としての資格として、カードを半分持った状態で
”カード半分切りましたよ此れからも絶えれるかな?チャレンジ”
という長ったらしい名前の元、審判が始まったー



『そして、内部の人間のみを集め、大きなドームの中だけで
守護者と闘う事になったのだ…って感じかな!!』

ナレーション僕の役ですけど!?

『まま!…で?どうする?そのドームから飛び出してるけどさ?
色々と固まっている処悪いですけど、話戻して良いかな?』

どうぞ、とあきれた様なフクこと














































































少女と主人公の世界に全員が観る
その姿に見た事も無い笑顔を向ける主人公
唯々嬉しくて、唯々悲しい物語

そして時間が一気に戻る《後書きスペース》