せめて素直に人らしく

「じゃあ私が個性が戻る前に、沢山する事あるよね?」

『はい!?』

そう手を繋がれて、相澤が頭を抱える迄、10分前にさかのぼる

昨日、ヴィランに受けた状況を説明されていたオールマイトこと、八木俊典に
校長室で、警察の方と座って前を向き話をしていた

「ーで、このヴィランによると、あと1週間でとけるそうですが、あの一つ問題が。」

「なんだい?」

「好きな人のキスで、戻れるっていう、お決まりの事らしく」

「あてつけかよ」

そう相澤が発言したことに苦笑いをする警察
それに校長がいいんじゃない?大丈夫でしょう。と声をかける。

「記憶はもうすでに戻っている筈ですし…」

「ええ、多少混合していて、とても説明しがたいですが…」

にしても、キス、か。
昨日思いっきり降られたな。
そう思いながら、話を進められたのに脳の思考を切り替えた

「1週間過ぎると、その身体のままになるそうです、が、記憶を全て無くすらしいので、」

「何とかして恋しないとね!」

「1週間で!?ホーリーシット!!」

「勿論相手は…わかっているよね?」

そう校長に言われたオールマイト、否八木は深くうなずいた

「あ、校長、彼女に関しては」

『しつれいしまーす。』

「話してるよ」

「え!?」

『神野店でーす』

違うから。そうつっこみを頂いた小籠は
てへぺろと答えつつ、部屋に入り、相澤の席の隣に座った

「狼森君、早速だけど、今日から八木君のお世話をしてくれるかな?」

『はい?』

「キスしないと一生この身体で、記憶失うってさ!」

『はい!?』

「…じゃあ、私が個性解ける前に、する事、沢山あるよね?」

『…はい!?』

そして、現在に戻る。

『いやいやいや、言葉としては受け止められるんですけど、ちょっと一つ聞きたい事が』

なんだい?

『そのヴィラン何処のどいつですかね。』

「君、絶対とっちめて殺すつもりだろう?」

させないよ。そう軽く言った校長の言葉に
ですよねー!バレてる!?と軽く返した小籠に
相澤は考える事をやめた

「で、うちのクラス大分ざわついているんですが」

「難しそうなら、個性伸ばしに協力してやってくれると嬉しいな!」

つまり、本格的に八木と共同での暮らしを行わせる…と。



+++++++++++++++++++++++++++++


「ねぇ!小籠!待ってって!」

『嫌です!貴方と関わりませんから!』

そうそっぽを向く小籠に、オールマイトこと、18の身体に戻った八木は
そんな事を言わずに、ね?とあわあわしつつ、乙女の機嫌を取り戻そうと必死になっていた。

『どーして私の気持ちみーんな分かってくれないんですか…私だって』

「ん?やりたい事あるの?」

叶えられるよ?そう身体を小籠の目線に倒し、下から覗く八木に
小籠は顔を真っ赤にして知らないー!!と言って翼を広げ飛んで行った

「あーあ、すっごい高い所まで…」

「オールマイト、おはようございます」

「あ、ああ、おはよう。あの、女性陣にこう、聞くのも悪いんだけど…」

女性の、口説き方。教えてくれないかな?
《後書きスペース》