「さて、やるか」
そう入ったフクに、小籠は力を使う
占いが終わり、緑谷達はインターンシップを終える所
小籠は小籠で力の維持を大幅アップに取り掛かっていた
公共の場で全体的に使用が出来ない小籠だが
こないだの占いの後、二日前だろうか
リコルドが直接小籠にお礼とお誘いの言葉を置いて行った
『("もしこの世界に起きる全ての厄災が私のカードなら")』
小籠に扱ってもらえないだろうか?
そうリコルドが相談をしてきてくれたのだ。
それに相澤先生だけでなくA組や教職員
ましてや八木やフクたちにも伝えていない。
本当に夕方は嫌な催促を持ち出してくる。
そう考えつつもカードが全部手元にあるのか
今日はフクらと確認の為に全員を集めていた
「これで良いか?」
そう声を掛けたのは長い三つ編みを揺らしつつ
歩いてきた地の神ケレミスだ
普段はパーカーが好きなのか、着ているが…
『いや、今日滅茶苦茶にダサいよ?何してんの?
ちょっとお兄さん?センスどしたの???』
「いや俺無理だよ?そんな急に言われても!」
そう呼び出しを食らった水の神ヴァルクことヴァラク
殆ど名前が変わっていないが、小籠の調子により
ヴァラクと呼ばれることもしばしば。
彼は通常であれば薄い青色の髪質
寒がりなのかヒートテックのようなものを下に着ており
上はチョゴリと呼ばれる韓国の方で女性用に近く、
水色に端をぐるりと深い青の色で囲っている。
胸の元で切れている為、サルエルとの間にお腹が見えるのだが
寒がりなのか暑がりなのか未だに不明だ。
「ってか、それ言い出したらヘレオスもだろ!」
「ああ?」
『何なんお前ら可愛いかよ』
そう変に悶える小籠に茶化すなとヴァラクが言った事に対して
そっぽを向いたのは炎の神へレオスだ
カマーベストと呼ばれる
背中は首の後ろと下部のみで
ほとんど覆われていないものだが
まぁタキシードの上の部分と思ってもいいかもしれない。
中のシャツはかなり暗いが光にあてると
ワインレッドにも見える程で
ズボンもそこまで凝っておらず、ほぼタキシード風の
少し崩した何かである。
ぼりぼりと赤い髪の毛をかくヘレオスに
あまりかかないでとロティスが声をかける
彼女は主に緑色なのだが
本人曰く紺色が好きだと言って
頭巾の頭頂部が尖ったポンチョに似たようなマントを着ていた
下半身は長方形の生地を腰で支えている為、サルエルの7分丈版に
みえなくもない
『可愛いんだよ』
半ギレの小籠に分かった分かったと
風の神ウェンティーことフクが落ち着けとなだめた
「カードは?」
『嗚呼、忘れてた。』
可愛すぎて。そういった小籠よりも
カードの方に5人は集中をした
グルート(灼熱、残り火)
最初は残り火のようなものしか出ないが
中盤になると普通の火炎放射器並みの広さまで行く
最終的には火の鳥になる
クヴェル(水源、源)
その名の通り水を出すカードで水がない所でも可能
速さも兼ねると武器になるが大体地面からの攻撃になる
水がある場所で尚且つ風のカードを使うと最強
シュツルム(疾風、追撃)
剣の様な鋭い攻撃のカード
一瞬の為広く長く使うには困難。
攻撃的ではあるが、カード自体臆病なもので、血を好まない。
初期は「シュトゥルム」というカードであったが
主人公が言い方を変えた為カードの名前まで変化した。
リフベーレ(とんぼ、飛行)
飛びまわるとんぼ(リフーレ(飛行))とリベレ(とんぼ)の混合カード
主人公の祖父が蜻蛉個性の為元々低空飛行であったが
高く飛びたいとの願いに高いところでも飛行可能になる。
パッチェ(泥、ぬかるみ、苦境)
泥は土から作られる為、どうしても土が必要になる。
地面を揺らすというよりかは、泥単体で何かしらの
獲物を抑えるに近い動きも。
ブリッツ(雷鳴)
線香花火の様な攻撃から大きな落雷まで
周りを囲むだけの金網系閉じ込めるカード
攻撃的になると火の鳥(雷)の様に大きな鳥にもなる。
フルーフ(呪い、たたり)
全ての呪いがかかっているのはこのカードのせいと言っても良い。
どんな呪いや祟りもこのカードでかけると二度と外れないが
カードの魔力より魔力が上回れば外れることは可能。
闇の魔術の中でも危険TOP3に入る使用禁呪のカードで
厄災系のカードと一緒に使うのは得策ではない。
ラオプ(木の葉)
木がある場所(力が増すと植物のカードに変化)
にのみ有効出来るカード
木の葉を回し目くらましに使用するが
カードとの組み合わせによってはかなり有効的
力が強いと木の葉で姿形を変化することもできる。
シャル(音、音響)
声を響かすことが出来る
力が強くなれば速度や範囲も広がる。
逆に遠くにいる音を此方まではっきり響かすことも可能。
カプット(壊れた、故障した)
何かを壊すときに使用する
最初は小さな消しゴムから最大で地球にある物全て破壊可能
危険ではあるが効果は一瞬だったりする
ネーベル(霧、星雲(天文学))
黒い霧を出すことが可能なカード
宇宙で見れる様な光景を見せる
バウム(樹木)
木の幹
動かす事から木の葉の様に形を変化させることもできる
どちらかといえば「木の葉=その場にある木を変化」
「樹木=何もない所から幹を生やし変化させる」ことが可能
ラントカルテ(地図)
最大半径五キロ先の地図を目の前にバーチャル化して示してくれるカード
然し行ったことがない所だと空白の為、使い勝手は悪いほう
魔力が高くなると、「予想を地図にしたり出来る」
ナハト(夜)
一瞬で夜にするカード
リヒト(光・灯火)
物をキラキラ光る様に出来る
物理的な物もできるが、精神的な意味がつよい
ライフ(氷花)
小さな氷から大きな氷河まで。
花の様な形になるのが特徴。
ちなみに、軽く人の体温で溶けてしまう。
ソル・デ・メディアノチェ(白夜)+
昼でも夜でもない時間を作り出す事が可能
最低停止は5秒のみ。最大で5分だが、カードの使用率で秒数は減る。
人間の感覚を惑わす幻覚系の作用で使うのも可
ラント(土)
土を作りだすというより、
その地面の土を自由に動かし、壁やゴーレムを作ることが主。
泥系との合わせ技が大事になってくる。
メテオノーア(隕石)
恐ろしい事に隕石(物理)だ
地面に熱い隕石をくらわす事が可能
基本的に使われない。余程大きな範囲で、
確実に仕留めたい敵との戦闘での攻撃が出来なければ。
ケーラ(封印)
カードを封印するだけでなく、物を封じることが可能。
停止とは違い、確実に動かなくなる。
絶対に動いて欲しくない時におすすめ。
エスカ(おとり)
視界に入った人間のみを最大で5人作り出す事が可能
頑張れば皮膚に触れる感覚も出来れば、おとりの身体に
なりきることだって可能な為、研究はあるのみ。
クルヴィ(檻)
小さな鳥籠から牢獄まで。
小さな小鳥から大きなマンモスまで。
護りたい者を取り囲むことが可能。
ただ檻な為どうしても頑張れば脱走される可能性もあり。
アンヘル・カイド(堕天使)
詠唱が無くても出てくるヤバいカードTOP3の一つ
誘惑をして感情を揺らす時に使用する。
ただ、懐かせておかないと自分の首をしめる事も。
ティエーラ・デ・プロミシオン(約束の地)
どんな時でも君の味方に。
一番大事な人の姿をして空に浮かぶ地から降りて
命令された者の回復を行うことが可能。
先に命令しておいて、傷付いたら回復する事も可能。
ちなみに頑張れば火力を上げる事も可能である
バグ(プログラムの欠陥)
身体をプログラムのようにできるもの
そのため身体が人や物から透けるが、地面には透けない仕様。
テレビの中に入るのだけはよした方が良い。
ナイトホーク(夜鷹)
夜と昼の間に使用すると効果を一番発揮する
空を飛ぶ動物なら何でもなれるし、人を運ぶことが可能。
攻撃は出来るが、目くらましに近い。
エスパス(空間)
その名の通り空間を作り出す事が可能
この中なら核爆弾だって安心。
ただ、作り出すのは白い空間な為長時間の長いは禁物。
ピラストロ(柱)
細いシャープペンシルの芯から大きな大木まで
長いものならなんにでも。人の行き先を防ぐことや
別のカードと組み合わせて大きな檻を作る事も可
シュッツエ(いて座)
上半身裸のいて座って感じの少年が空に出てくる
矢は最大でも一度に出せるのは5本。
浮遊系のカードや火炎等のカードと組み合わせは無限大
ラーナ(早く)
物よりも人を加速させることが可能
時速は100キロまで。範囲は使用者から50km。
建物を避けると直径を考えても時間稼ぎにしかならないが
使用者もしくはかかった人でも使用可能で
カードにしてはかなり融通が効く。
クーア(治療。手当)
小さな傷から重傷者まで。
約束の地と違う所は回復のみなのと死んだ人は生き返せることは不可能。
約束の地は"約束を果たす"カードであり、治療は"助けたい者を治療する"だけ。
ペリトロペー(回転)
物の回転を速めることが可能。人に使うと酔う(経験談)
マルール(災い)
使用不可厳重監視カードなのに消えるし、消えていると大体こいつのせい。
罰を与えるとは違う為、傍に置くのも難しいということでフクたちが管理中。
メタンプシコーズ(輪廻)
小籠が八木の危機を救った時に出たカード
代償を支払う事にはなるが、10年程眠りにつくが
目を覚ます時には必ずカードは無くなっている。
ちなみに小籠が二度目の目を覚ました時は
記憶を改ざんするために先に願いを伝えてた為。
プログノーシス(未来予知)
10秒前の未来から最期の時まで予知する事が可能
しかし長い時間だと睡眠時間を削っていく為、酷いと覚めなくなる。
クロノスタ(時間停止)
時を止めることが可能。しかも無限大。
ただ、ものすごくお腹がすく。
『以上36枚ですね。』
残り14枚
そう小籠の言葉にフクたちは唸った
数枚が居なくなっているのだが、思い出せないということもあるが
『この調子だと53枚は文化祭終わる時にはあるかな。』
《後書きスペース》