まる、さんかく、天国

そうして、ヴィランとの戦いが終わり、オールマイトの胸元で眠った少女は
オールマイトと共に病院に搬送された。

…そして、一夜明けた朝、オールマイトの部屋で話が進める事になった


「どうも、」

「その子は…」

「死んだように眠っています。無理言って私が一緒の部屋にしてくれと頼んだんです。」

「幼馴染か」

はい。そう言って頷いた老人に見えなくもない男は
オールマイト、数時間前に街中でヴィランと戦った者だ。

「この子は、神様とヴィランが言っていたが」

「人間です。この傍で見ていたんですから、」

『…ん、』

「小籠!?」

そう目をゆっくりと開いた都、それにおもわず
オールマイト、いや、俊典が身体を動かす

『ここ、病院?』

「ドクター!きてー!!」

「連打するでない!!!落ち着け!!!」

「起こしたかな、ごめんね。騒がしかったかな。」

『…おまわりさん、だ。』

「…おまわりさんです。」

答えを返すものに、当てはまらず、つい返事を返してしまった。
へへへ、と都は返した。

『初めまして、都佑といいます。』

その言葉で周りはざわついた。

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「っ!オールマイ」

「テキサス〜」

スマッシュ!!!

そう言って、綺麗に頬にグルグル巻きになっていない手が入った

『あら〜いたそ〜』

「君もだ!!!」

きゃいん。なんて声が出たが、昔の癖と言い聞かせた
何故かフクまでいるし。

「え?羽黒さ、あ、えっと…」

『羽黒のままで良いよ。髪質はもう戻らないから。』

「全く、君たちって奴は、言う事を聞かない…すべてが無になる所だったんだぞ!!」

「あ、その…」

そうもぞもぞする殴られて地面で答えを探している彼に私は声をだそうとした

「緑谷少年、私ね。事実上の引退宣言だ。」

「!!!」

「ワンフォーオールの戦いで残り火は消え、マッスルフォームも維持出来なくなった。
だというに、君は何度も何度も身体を壊し続けるし、無茶な飛び出しをする!!!」

お叱りコースでした。

「けれど、君が怪我もせずに、友を助けに来た。窮地を脱出した。凄く嬉しい。」

これからは教師として、生きていく。
そう彼は伝え、緑谷は涙を流した…

で、終わらなかった。

「それはそうとして、」

「ん?」

「オールマイト、どうして羽黒さんと一緒なんですか?」

「ん???」

あ、焦ってる。
そう感じた私にも火の粉が飛んできた

「羽黒さんも!何処の個性ですか!別世界って!?」

『あ、あーどうしようかな、そこらへんの話をね、ちょっと大きくなるけど、人が居る所でしようかなって。』

「人?」

『うん。今は内緒。ね?でも』

私も緑谷に伝えたい事があったのだ。

『貴方の力、やはりオールマイトの継承だったのね。』

「オールマイト!?」

「何時から、気付いてた?」

『ん〜学校来て、お互いの力理解して、次の日。』

「「はっや!!!」」

けらけらと笑う都佑に、フクが声を出す

「こいつは大分頭が切れる。上に話も理解する。
お前達の行動は察していた、だがこいつは隠せるように
周りの話をそらしていた。」

「…え?」

『君たちの関係が崩れるのは怖いからね。
それに、私のコアの部分も…まぁ話バレちゃったけど。』

したくはなかった。そう呟いた彼女は、
緑谷と別れ、オールマイトに見送られて帰った。




















《後書きスペース》