爪痕くらいは残して




10のお題をクリアしないと出れません

〇誰かが誰かを肩車する
〇誰かが誰かを抱っこする
〇全員で温泉に入る
・全員メルに10か所キスをする(〇サワア)
・一人一度メルと性交をする(〇サワア)
・性感帯を5つ増やす(〇横腹、耳)
・メルを大小問わず50回いかせる(〇現在大小含めて15回程)
・全員が満足する
〇誰かが誰かを殺すこと※ただし死んだ後華神の力は扱えるようにする
・2人一組でメルをいかせること
※必ず全員が入り、全員一度は必ずメルと手を繋ぐこと。


特別ペナルティ
・20本ある媚薬を飲み切ること(〇合計3本)
・うち5本は10回達するごとに、メルが媚薬を1本飲むこと(〇1本)
・うち4本は致す間にメルに口移しで飲ませること(〇ウイス)
・必ず全員1本は飲むこと(〇サワア)
※尚メルのみこの1本は他のペナルティと別の瓶。
・他の媚薬は誰が飲んでも構わない。
※但し一滴でも零した液体は自動的に瓶に戻る。


メルのメニュー

【4人の誰か天使と一人両想いになり、恋に堕ち願いを書き換えること】

尚このことが他の者に知られてはいけない。
知られた途端、ブザーを鳴らします。
その時貴方が望んだ天使を動かし、貴方を一度殺害します。
その場合華神である力で一度再蘇生させ、メニューを書き換えます。


++++++++++


はぁはぁと息をするメル
その間ゆっくりと寝かせ、ウイスはサワアの位置へ、
サワアはコルンの位置へ、コルンはウイスの位置へ移動した。

「おやまぁ、お兄様随分と乱暴にしましたねぇ?」
「人聞きの悪い。これでも優しくしましたよ?」
「そうですか」
『んにゃ♡♡!?!?』
「出来上がってますけれどもね。」
「ふふ、それはすみません。如何せん質が良すぎるのでつい。」
『ああ♡♡んん♡♡すき、それすきらろ♡♡』

身体を揺らすメルに、ダメですよとサワアが答える。
パンと瓶を取りウイスへと渡し、もう一本をサワアが軽く口に含んだ。
口を開けさせようとコルンへ目配せをしたが、

「っ(必要ないと、)」
『んんっ』

彼女自らゆっくり口を開けたのだ。
それに開けようとしたコルンの手はそっとメルの腕に戻される。
うっとりした目が、サワアの目をずっと見つめる。

出来上がってとウイスがため息をつくのも無理はなかった。
此処まで仕上げるつもりはなかったのだが、
彼女の中に素質があったということでしかない。

『んあ』
「っ、よくできましたね。…ウイス」
「…此方も飲み切りました。」

確かに二本はきついですね。でしょう?

「メルさんがこんなになるのもうなずけるというものでしょう?」
「飲んだ人のみわかる話ですねぇ。」
『っ♡♡あっ♡♡』
「少々描き出させて貰いますよ。」
『あっ!!!!!むっ、ああああ』

かちりと時計の音が鳴る。流石にそろそろ、そう思っていた矢先だった。
ブーっとブザーがなる。それに天使達が上を向いた。

〈20回に達しました。媚薬を飲ませて下さい。〉

「でしょうね…ほら、メルさん飲んで下さい。」
『んくっ、んん、っ』

もう媚薬を飲むのに対して抵抗がない処、
本当に出来上がっているのは間違いない。

恐らくちょっと意地悪をすれば
今なら何でも答えてくれるだろうが、
流石にこの人数の前でさせるほど、ウイスは考えない。


まぁ、サワアのように少々大事なことは聞きだすが。


「にしても軽く胸や下を触っただけで
此処まで仕上がるとは驚きですね。」
「人間は快楽に弱いと聞いていますが、
彼女が特質なだけでは?」
「それは充分あるとおもいますよ?
ま、此方としては素直になられた方が楽ですし。」

この会話も聞こえているかどうか定かではない。
いや、もう聞こえていないだろう。

メルの目は何処か遠くを見て、
口は喘ぎを止めないのだから。

快楽しか見えておらず、とにかく身を委ねる彼女に、
戻ってきてもらいたいものだとウイスは手を止めた。

「さ、準備は出来ましたし、やりましょうね〜メルさん♡♡」
『ふにゃ?な、にを?』
「さぁ?なんでしょうね??」
『っ〜〜〜!!』
「流石に一度だけではきついですねぇ。」

慣らして下さっているはずですが。
そう付け足すウイスに、
今起きていることに気付くメル

ま、今更気付いた処で遅いはずなんですが。

目を細めてメルを見て言うウイス。

「確か手前と言ってましたが、此処でしょうか?」
「そうですね、もう少し左上ではないでしょうか?」
「おや、でしたらここ」
『んにゃ♡♡!!!』
「……騙されませんよ?」

そうウイスは言って、
そのままメルの腰を両手で持ち、
ぐっと違う方を押し上げる。

それに驚いたメルが目を開いて快楽に身を委ねた。
カチリと音が鳴ったのに、
嗚呼ここですねとウイスが告げる。

「全く、余裕を持たせるために
快楽から少し離れた処を突くよう
誘導しようたって、そうはいきません。」
『あっ♡♡ああ♡♡らめ、うい、しゅ』
「駄目ではないでしょう?ほら、此処ですよね?」
『あっしゅき、しゅきらろ、これしゅき』
「おや、ではお兄様と私どちらが好きです?」
『ふぁ!!』

締まったのに、ウイスがニコリと微笑み聞く。
先程あんなに好きだと言っていたのに
此処で変わると少々可哀想なことではあるのだが。

魂胆に気付いたサワアがそうですねぇと太ももを撫でた。
ぴくりと甘い声と共に反応が見えて、目が細くなるサワア。

「是非とも、お聞きしたいところですね。」
『んにゃ、あっ、ちら、うろ』
「何がです〜?」
『しゅき、あっ、それも、しゅき、らから』
「おかしいですねぇ、私はどちらが、とお聞きしたのですが。」
『んん、いじわる、いじわるだあ、』
「おほほほ!いじわるですねぇ、そうですねぇ。」

そう言って更に突いていくウイスに、メルの顔が変わる。
もうぐじゃぐじゃで、前もろくに見えないだろうし、
考えもまとまらないだろうに。

それでも必死に考えて足掻いて藻掻いている。
そうやって一生懸命に考えて言うのだから、
可愛いと言ってなんら嘘ではないのだ。

なんなら、こうして懸命に自分のことを考え
理性が途切れ途切れする状態で答える彼女に
惚れない男など、この世に居るのだろうか?

『や、そん、らろ、むい、きめ、れら、いろ』
「だ、そうですよ?」
「そうですねぇ、では別の話題を。」
「お兄様その前に、少々壊しても?」
「おや、悪いですねぇ。」
『ん♡♡』
「ええ、こういうのはっ」
『あ♡♡あ♡♡』
「ちょっと梃子を入れたら、すぐ、堕ちますから♡」

うっとりした顔で言うウイスに、メルの目が変わる。

めるさぁんという声に、
メルの目がすっとウイスを見つめる。

その目は、いつも見ている
しっかりとした目ではないのは間違いなくて。

ぞくりとその背中に感じる感情を、ウイスはそっと隠した。

「気持ちいいですか?」
『ん♡♡きも、ち、いい♡♡きもちいいよぉ♡♡』
「それはよかった。ここもいいですか?」
『あっ♡♡いいろ、それ、それもしゅきしゅきらろ♡♡』
「ふふ、可愛らしいですねぇ、
そんな貴方に教えて貰いたいことが」
『なに♡♡いわ、らいよ?』

「ま、必ず言ってくれると思いますけどね。」

お兄様達より私は其処迄優しくないので。

そう言ってウイスは軽くメルの胸をきゅっと触る。
それに身体がびくりと反応したメルに、
ウイスの目が細まった。

『あ♡♡あ♡♡あ♡♡あ♡♡あ♡♡』
「ほら、気持ちいいですねぇ」
『あ♡♡あ♡♡とめ♡♡とめて♡♡』
「波に入って戻れませんねぇ」
『あ♡♡あ♡♡だめ♡♡これ覚えちゃ駄目♡♡』
「そうですね、止めたいです?」

とめたいそう首を縦に振るメル
胸をいじりながら良いところを
軽くゆっくりトントンと叩いているのだ。

それもいく処にずっと身を置かせている。

カチカチと時計の針が進む音に、ウイスはにやりと笑う。

「なら、此処のペナルティーについて、何か知ってるものは?」
『あ♡♡そ、れは』
「…もう少し強めますか。」
『あっ!!!!』

軽く胸を強く引っ張り、場所を変えて突かせる。
強くしたことできゅっと膣が締まり、
いいですねぇと煽りを入れる。

「私のをそんなに美味しそうに咥えて、美味しいですか?」
『お、いし?ら、んれ?』
「…ウイス」
「いいではないですか、もうこの際
とことん教えておいた方がいいのでは?」
「ま、天使だからと言って悪い人ではないと
イコールづけられては困りますのでね。」
「お兄様まで…モヒイト。
さっきから黙っていますが、
何か言ってやってはどうです?」
「いや、流石に言えるわけがないでしょう。」

そう今まで黙っていたモヒイトに、コルンが目を向ける。
モヒイトは完全に呆れて言い返すなんて気持ちは出てこなかった。

「まぁそれに、言い分は分からなくはないです。
天使が悪くないというのも流石に安直すぎます。
いやまぁでも、流石に、やりすぎなような気がしますが…」
「おや、でもこれくらいしないと
この子はきっと、同じ過ちを繰り返しますよ?」
『んにゃ♡♡』


「ま、それも聞こえてなさそうですが。」
「はぁ……ほんと壊さないで下さいよお兄様方。」
「分かっていますよ、最悪
彼女の記憶を消すまでですし。」

ま、そりゃあそうか。
そうモヒイトはちらりとメルの方を見た。
此処まで出来上がってしまった以上、
素に戻った時罪悪感で消えかねない。

記憶を消すのは無難なのはいいのだが。


「ですが、それって本当に効きますかね?」
「というと?」
「彼女は0の時間すらも思い出したのでしょう?」
「…記憶を消したとしてもまた思い出すと?」
「まぁ在り得る話ですね。
現にサワアお兄様達のことを思い出されておりますし。」

先日、メルがエフェメラルとして対決した時。
覚醒し、本来の神へと神格した直後の力と力のぶつかり合い。

プラティアとの闘いの中でも見つけた、0番目の時間を思い出した。

「それにしてもあんな出来事があったとは、知りませんでした。」
「言う必要性もないですし、貴方達には荷が重すぎると思ったので。」
「そうは言っても私と其処迄歳離れていませんよね?」
「あの時は幼かったのでね。」

人間でいうと、当時5歳程だろうか。
彼女と初めて会ったのは、確か2歳前後くらい。
かなりの年月は共にいたように感じるが、それも忘れ去られていた。

いや、

「きっと忘れたくなかったのでしょうね。」
「モヒイトさん?」
「だから願いに縋りついた。」

そうでなければ、こうしていられないでしょうし。

メルの頬に手を当てれば、
冷たいのが気持ちいいのか、すりすりと寄る。

「ただただ、お兄様達のことを覚え続けたいがために。」
「…ほんと、それが本当であれば狡過ぎますねぇ。」
「可愛らしいお人」

ずっと孤独に居続けたその子が、
愛され続ける言葉に弱いのはわかり切っていた。

もう孤独に居座らなくていいと、
温かな言葉をサワアはずっと言い続けている。

それは、メルが魔女にならないように
という意味もあるが、それが本心ではない。

「私は貴方が戻ってきてくれたのを、
本当に嬉しく思っているのですよ。」
「お兄様…」
「あの時、何度嘆いたか、己の未熟さを、愚かさを、不甲斐なさを。」

居なくなった時、絶望に打ちひしがれた。
そしてその禁止事項を告げられて、すぐに理解した。
これは罰だ、戒めなければいけないのだと。

願わくば、弟妹達に、同じことが起きないためにも。

「此処に帰ってきてくださったとき、
正直、固まって声も出ませんでした。」

悟空が、ウイスが連れてきた彼女を思い出す。
そわそわしておどおどするその姿。
それは何時しか見つけた、彼女にそっくりだった。

嗚呼、この子なのだと思った。
修復されつつあるその魂を見て、すぐに悟った。
戻ってきた、戻ってこられたのだと。

まさに夢の様な時間を過ごしたのだ。
目を開いた時を我が主に見られたのが癪だったが。

「こうして交わることすら、恐れ多いというのにねぇ。」
「…ほんと、お優しいですよね。」
「ええ、ほんと、困ってしまうほどにね。」

メルは一度も声を出していないように見えるが、一応声は出ている。
ただ、声にならない声ばかりで、もう聞こえていない。

と、思っていた。


『…から』
「ん?」
『ペナ、ルティ、ほ、うそくが、あるの』
「…法則?」
『ドアを壊したあ、と』

そう言いながらメルはゆっくり起き上がる。
それに動きをぴたりとウイスが止めた。
コルンがメルを受け止めそっと起こしたのだ。

『文章が、変わったのを見た』
「…ほぉ?」
『各お題にミラー文字か知らないけど、
見えにくい模様で文字が刻まれてた。』
「それが隠しペナルティーのものだと。」
『そ』
「よく言う気になりましたね。」

そう言ったのはコルンだった。
メルが言うつもりなさそうだったので
嘘でも吹き込むかと考えていたのだが、
それには否定を述べるメル。

『だ、っ、て、ここ、まで、突いてくる
って、わた、ふ、きいてなぁっ!!』
「…ウイスさん?」
「ふふ、だって良さそうにするのですから、つい。」
『〜〜〜〜!!!も、ちゃ、んと、
はなすって、いうろ、りぃ!!!』
「ずぶずぶになっていたほうがお似合いですよ?メルさん。」

それに

「まだそれだけではないですよねぇ?」
『っ…あ』
「ふふ♡」

びくりと反応したのに気付くのが遅いメル。
ぞっと青ざめたメルに対し、ウイスがニコリと微笑んだ。
疑問が確信へと変わった音がしたのだ。

逃げようとするメルだが、勿論逃げれることはない。
一人だとしても無理だが、此処には四人もいる。
四方向から動きを止められて、逃げれる術などあるわけがない。

メルは絶対に言えない話が一つあった。
流石にこれを言えば、どうなるか分からないのだ。
自分のことが書き換えられるならまだいいが、
彼らにもしものことがあったら、それが現実になったら
自分がどうなるか、本当に分からなくなるのだ。

だからそれを逃がすためにも、
こうして違うことも含めてばらしていく。

時間を稼ぐことにより、
達する回数をこなし、とにかく話を逸らす。

その秘密裏にされた内容が、
もう達成されることを、メルは確信していた。

そう、此処で言う訳にはいかないのだ。



なのに



『あ♡♡あ♡♡あ♡♡あ♡♡』



快楽は正直で、キュッと締める身体に、ウイスの表情が歪む。
もうこの際こっちもいった方がマシである。
確かに思考がずぶずぶになっている感覚は間違いなくある。


いや此処で嘘をついても無意味だ。
普通に気持ちがいい。

もうこのまま戻れなくなったらこいつらの責任で良いと思う。
と言うか少なくともサワアには責任とってもらうつもりである。

あんなの教えられたら本当に戻れないものだからこまる。

其処は後で何とかするとしてだ。


「おやおや、気持ちいいですね」
『う、きもちい、い、の』


この気持ちよさで思考が本当に回らないのが厄介極まりない。


くわえて


「飲ませます?」
「流石にこの調子だとまずいのでね。」
『(この甘ったるい媚薬の濃さと来たら余計極まりない)』

甘いのは好きだが、こう甘すぎるのは嫌だし、
喉が痛いとサワアが言っていたが、割と痛い。
例えていうなら炭酸飲料に近い痛さか。
喉奥に痛みがはいるも、それは一時的なもの。

痛みの後は快楽が波の様に押し寄せてくる。
触れれば身体は正直で、びくんびくんと跳ねるし
それを理解しているから、この天使達はそれに続いて動く。

一応逃がそうと企んでは行動に移し続けているのだが、
まぁそれに油断されない天使達な訳もなくて。

『(ほんと、思考回路がぐじゃぐじゃにされるのが嫌だなぁ)』


現在、サワアとウイスが1本ずつ。
口移しで2本、20回目で2本
そして普通に飲まされるので2本分なので
合計7本は飲んでいる、ハズ。

いや1本くらいの誤差はもう考えたくない。
と言うか理性が時々戻ってくるの本当にすごいと思う。
流石精神を殺しに殺しまくって曖昧にしていただけある。

思考がふやけた時に突如再起動を行うことが
今物凄く厄介だなと心の中で強く感じることだ。




というか


『(こいつら私が最低10本分飲むとしても誰が1本多めに飲むんだ?)』

そう、このお題、メルは最低でも10本は飲む前提。
一人1本と、口移し以外外せば残り6本になる。
自分がこっそり多めに1本飲んだとしてバレるだろうから
そこから1本更に多く飲まなければいけない。

あと一番厄介なのは満足するかどうかだ。
ただでさえ快楽というのにかけ離れた天使が
コレを覚えて自制が効かない訳がない。

そう、なるべく極力こっちが負荷を持たねばならないのだ。
だが、メルはそう知っている。

『(自分の欲深さがぴか一なのが厄介過ぎるんだよねぇほんと)』

仮にウイス達にバレずに飲んだとしてだ。
こうも気持ちいいことを覚えてしまえば
満足なんて4人全員でしても恐らく足りない。
というか時間制限的に無理だ。圧倒的時間の枯渇。

だからこそ、特別ルールが設けられているはずだ。
それにかけようとして、メルは先程から動いている。
逃げようとしたり、嫌だと良いを繰り返したり、
兎に角昔読んでいた同人誌やらのお決まりを入れ続けてみたのだ。

彼らには悪いが、入れ知恵は確かにある。
0番目から落ちた先の世界であるので、
ノーカウントとされて欲しいところだが。

いやまて

『(これ2本できついっつってたが、一人合計4本飲むんだよな???)』

最低3本は飲む前提でも、私が被ればそれでも4本。
そう考えていた時だった。違う快楽が走ったのに、頭が真っ白になった。


「ほんと、考える余裕すら出てくるとは、人間恐ろしいものですねぇ?」
『っ(しまった、バレたか)』
「バレるもなにも、貴方が強く考えたことは此処全員気付くことをお忘れですよね?」

あ〜そうだったしくった。それも考えて、あんまり考えないようにしていたというのに。
舌打ちしたメルに、強気で良いことですとウイスに言われる。

「ま、余裕が出てきたということは、此方も本気でしていいということで。」
『へ?あっ〜〜〜!!!』

奥にトンと突いて来た衝撃で頭が更に消される。
やめっといっても、言う事を聞く人いや天使ではない。

「性感帯は後2つ作らねばなりません。
耳や腰元、そしてこの膣奥を開発するにしても、
さ、メルさんその考える暇がおありなら
どうか一緒に考えて下さい。」

そうやって考えさせないようにするつもりだろう。
此方に負荷がかからないように、そっちで耐えるつもりか。

『っや、あ、ら!』
「…ほぉ?嫌ですか。
ま、貴方が媚薬を1本多めに飲むのは
此方としては別に構いませんが。」
「っな、ウイスさん!?」
「飲みたがっているので好きにしたらと思ったのです。
まあ、言い分はわかります。どうせ自分が多く飲もうが
別に問題はないと思ったのでしょう。
此方としても流石に4本目は自制が効くか怪しい処ですからね。」
「それ程なんですか」
「ウイスの言う事は正しいですよ。正直私も結構きついんです。」

話してなんとか持ちこたえているくらいですから。
なるほど、だから口数が多いんですね。
そういったコルンに、一言多いですよと言われる。

「ですが流石に2本は駄目ですよ。
恐らく、貴方の限界は多く見積もっても8本。
その量だと合計12本でオーバーしています。」

流石に壊すわけにはいかないのですよ。
壊そうとしているのではないのですから。

「ま、貴方がそうしたいのなら、すればいい。」

そう言ってウイスは一度メルと共に達する。
奥が締まり、顔が歪むのも仕方がない。
ぎゅうぎゅうと締め付けてくるのだ。

好きだと言いたそうに、加えてくるのを言って何が悪いというのだろうか。

「よくできました」

ウイスはちゅっと頬にキスを落とす。
そこから首筋、胸といってからふむと声をうならせた。


「どうしました?」
「ああいえ、汗をかいてますし、メルさん脱ぎません?」
『〜〜〜〜〜やだ!!!!!!!!』
「あらまぁ元気なお返事♡」


ま、それは無理なんですが。
そう言ってウイスが指を鳴らす。
それに伴い、メルの着ていた服が一瞬で消える。

丸裸になったことでか、赤面で身体をぎゅっと縮こませたのだ。

「おほほほ!そんな顔をしたって無駄ですよ?
というか全裸なんて先程嫌と言うほど見せびらかしてるではないですか。」
『みせっ、いやだってあれはですね!!』
「恥じらわないように、でしょう?ですが恥じらっているではないですか。」
『急にするからでしょうが急に!!!』

そう暴言を言いそうになるのを堪えるメルに、
ウイスは嬉しそうに笑う。
先程まで蕩けて何も考えられなかった者が何を言うのだろうか。

「白くて細くて…ほそ」
『…ん?どうしたの?ってか皆何処見て』
「……メルさん、ひょっとしてまたアレしてます?」
「あれ?」
『……なんのことだか』
「とぼけても無駄ですよ。どうせ交代しますし、」

そう目配せをしたウイスにわかりましたとコルンが言う。

「ですが、私よりモヒイトの方に。」
「…嗚呼、なるほど。そういう事でしたら仕方がないですねぇ。」
『へ?え?ん?お?』

困惑するメルが各々の顔を見ては変えてみては変える。
右へ左へ上へ前へと動くその姿に、ウイスはクスリと笑った。


「先にキスは済ませておきますが、この後本当に壊れないで下さいね?」

そう言ってウイスは裸になったメルの胸、胸下、腹、膣にキスを落とす。
かき落し、綺麗にしている中、メルの快楽がまた搔きあがってくる。

カチカチ音を鳴らす時計の針に、ウイスが笑う。

「ふふ、甘いですねぇ。」
『っらめぇ、そこ、すっちゃああああああ!!!』
「綺麗にしていますから。それに、湧き上がるように出てきますし。」

えっちと言うウイスに、びくりとまたメルが反応する。
本当に言葉責めされたらそれだけでいくのではないだろうか。

綺麗になったメルをみて、ウイスは他の部位にもキスを落とした。