刀剣ショートストーリー
×××へし切長谷部
謎設定。(オイ)刀の時の主とお別れ。
キャラボイス「待てというならいつまでも。迎えにきてくれるなら」から。
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「長谷部、また、な…。」
"待ちます。迎えにきてくれるというのなら"
ただの刀だからその言葉は届く事は無いのだけど。それでも、届いて欲しくて口にした。
"いつまでも待ってます!"
"いつまでも、、"
"………いつまで、、も…"
"……いつまで?"
暗い暗い闇の中、ただあなただけを待っていた。光とはなんだったのか分からなくなったころ、闇が開いて視界は真っ白。
頭の片隅で、光を思い出した。
目が慣れて、色が付き始めると、こちらを向いていたのはあどけなさも残る顔。あなたが迎えに来たわけではない事だけはすぐにわかった。
俺は子供のおもちゃでは無い。
だから…また、待つだけ…。
『また、な…。』
あの言葉を信じてる…。
頬に触れるものがあった。
「、、みつけた。」
"知らないこんな子供"
"知らないこんな小さな手"
"でも"
"知ってるその瞳"
「遅くなってごめん」
"………ああ、信じていて良かった…"
「主。随分と変わられましたね」
「我ながらそう思うよ。
すっかり弱々しくなってしまった」
「大丈夫です。
俺が全身全霊、圧倒的責任感を持ってお守りします」
「ははっ、肩の力抜きなよ。
これから長い付き合いになるんだから。ね?」
"長い…付き合い…"
これほど嬉しい事はない
「主。私は幸せです。」
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元の主(きっと黒田家の誰か)が審神者となっての再会。
前は触れる事も、言葉を交わす事も、視線を合わせる事すら出来なかったのに、約束を守って迎えに現れた。
迎えに来てくれた事のみならず、できるようになった事が全て幸せに繋がる。
だから、長谷部くんは熱心なお世話係になったのかも知れない。
2023/06/03(BACK)