刀剣ショートストーリー
×××大倶利伽羅
また彼は一人で居る。
「馴れ合うつもりはない」それが彼のスタンスだというのはよく分かっている。
それでも私は向かうのです。
優しいのは知っている。
だから無下に扱われる事はない。
そう。完全に彼の優しさに甘えている。
「何故、そこに居座り続ける…」
「ん?何で?」
「俺は馴れ合うつもりはない。」
「別に馴れ合ってくれなくて良いよ」
「じゃあ何故…」
「何も話す事がなければ、ここに居てはダメなの?」
「……誰がどこに居ようと、そいつの勝手だ…」
「でしょう?」
と。そんな会話をしたのは数時間前の話。
いつの間にか私は夢の中に居る。
大倶利伽羅くんにもたれかかって寝てしまったなど知らずに。
だから、そんな状況の大倶利伽羅くんが通りかかった燭台切くんに助けを求めて視線を送ったもののニコニコ微笑まれただけで去って行かれたなんて事も、私は知る由もないのだった。
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お題「何も話すことがなくては、ダメなの?」
夢絵の派生。リク主様にこの後こんな感じの事が起こるかも?みたいに送った話です。
ですが、中身が変わりました。オチはそのまま。
そばに居るだけで心地よい人っていると思う。というイメージでした。
2023/07/01(BACK)