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はぁ・・・。疲れたなぁ。
 
「勝ったよ、桜。」


寝転んで、上へ手を伸ばす。

「お〜い、生きてるー?」

五条先生・・・。

「辛うじて。」

「良かった、良かった。」

っ・・・まさか、

「・・・見てました?」

「うん。格好良かったよー、夢っ。」

ふざけんな。信じらんない。

「死にかけたんですけど!?」

「試練だよ。夢の成長のね。」

笑い飛ばす五条先生。本当に、この人は・・・!!

「ま、本当に死にそうになったら助けてたし。」

・・・・本当ですかね。信じられない。

「起き上がらせてください。立てません。」

「ははっ、お疲れ。」

「じゃ、トぶか。」

先生に抱きかかえられ、一瞬で高専の敷地内へとつく。

「流石ですね・・・。」

「夢も出来そうだよね。」

いや・・・・無理だと思います。

「じゃ、硝子ん所行こっか。」

「はい。」

早く連れてって欲しい。
てか、何故肩に担ぐ??
恥ずかしいんですけど。


「・・・夢さ。大切な話あるんだけど、聞いてくれる?」

これは、真剣だ。

「・・・はい。」

「でも僕、割と話すのに物怖じしてるから、夢がいったん寝たあとね。」

嘘だ。
本当は凄く私にとって大切で、重い話なんだろう。
だから、いったん私が心身回復した後に、話そうってんだ。

「分かりました。」


少し、怖い。

どんな話なんだろう。耳を塞ぎたくなる話かな?嫌だな。






「おはよ。」
 
「おはようございます。」

ぐっすり寝て、起きた。

「で、話だけど・・・準備は出来てる?」

・・・出来て、る。
まだ少し。怖いけど。このまま、これ以上ずっと待ち続けると恐怖が増殖しそう。

「はい。」

「あのね・・・。



 



 



 




 





 





君の友人の、

新垣さくらは



 



 



去年のクリスマス、12月25日に

呪霊に襲われ、命を絶った。」




「・・・そう、ですか。」

あぁ、なんでだろう。
私、私さ。

ちゃんと、頑張ったじゃん。なのに、なんで、


逃がした子が、死んじゃうの?

「大野真央は生きてるけど・・・会いに行く?」

「・・・はい。」


どうして、どうして・・・!!
あの時、どうしてたら生きてたの?どうしたら、正解だった?


「間違いだったかもしれませんね、全部。」

「・・・それだけは言うなよ。それは真希やパンダや棘、野薔薇悠二恵、それに硝子と僕。ここでの出会いや体験が無駄っていう事になる。

夢の成長も、無駄だった事になる。

無駄なんかじゃない。間違ってない。」

でも、でも・・・。

「君は間違ってない。僕はそれしか言えないよ。間違ってるなんて言っちゃ、全部が、無駄だったことになるから。僕は見てきた中で君がやって来たことに無駄なんて一つもなかったよ。間違いなんて一つもなかった。」

・・・そっか。

「ありがと、先生。・・・私、凄く怖いけど、真央に会いに行ってくる。」



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