ごちゃ倉庫
08/30
◎ししょー
(師弟+半獣化)
「ごめ…ごめんなさい。お師匠様。」
クリスは今にも「きゅ〜ん」と鳴きそうな位犬耳と尻尾を垂らす。
いつも楽しそうにピンと立っている耳と尾が、今日は小さくビクビクと縮こまっている。
「全く、ね…君は…ー。それより…」
師匠であるリリルクはいつものように困った笑みを浮かべながらそっとクリスに右手を近づける。
「ごめんなさいごめんなさい…お願いします…。
す…すてないでください…僕…」
前の‘主人’の事を思い出したクリスはリリルクにも殴られ捨てられると思い、ボロボロと大粒の涙を零す。
悲しそうに泣くその姿は非常に心打たれ、どんな殺人鬼でも殺すのを躊躇うであろう。
そう、冷徹な目の前にいるこの魔導師‘リリルク’でさえも、だ。
「だれがいつ捨てると言いました?全く。怪我はありませんか?」
リリルクがペタペタと心配そうにクリスの体を触っていく。追記 >>

