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◎【薔薇ノ木】貴方と三人で(水月×要)


2011-11-16 01:37

【薔薇ノ木】貴方と三人で(水月×要)



 不思議な縁だと思う。
僕と先生…レイフとの関係は。


先の戦いで外国に渡った僕等は日本を離れ、そのままレイフの故郷に移住を変えた。

最初は馴れないし、文化も違う事もあって、戸惑う事の連続だったけど今はだいぶ馴れてきたと思う。


そして、今日、月村先生が死んだ日。

僕等はまだ一緒にいて、同じ景色を見ていた。


「レイフ…」

彼が呼んでいた名前。

その名を呼ぶことを許された僕。


「要くん…」

彼はあの人のように僕を呼び、そっと頭を撫でる。指に絡ませる、髪の毛。

「レイフ…」

遊ぶような仕種に、笑みが零れ落ちる。


 僕たちは、なんて不思議な関係なんだろう…。


お互い好き、なのに

かけがえのない存在なのに


なのに、あの人が消えない


今も、ずっと…。


お互い同じ人をすきになった。

からっぽで…、恐ろしく、何も持たぬ人。でも…優しい人を。


お互いに。


僕等の関係ははたして愛なのだろうか。
もしかしたら、悲観しあっているだけなのではないだろうか…


「要くん…」
「…、かえりましょうか…」
「あぁ…帰ろう」

レイフが、所在無く揺れる僕の手を握る。

僕も…またそれに答えるようにレイフの手を握った。




*
水月×要。
月村先生が鍵ですね。

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