▽カラフル ミツバ篇(本編閲覧後推奨)


プロット時点では、赤主が沖田さんたちを見送ったあと、ミツバさんと最後に話をさせる予定でした。でもあの時点で赤主にとってのミツバさんはほぼ他人と同義だったので、そんな彼女の今わの際に立ち会えるだろうか……?と考え、急遽手紙に変更。
思い出せなかった記憶を思い出した時「どうしてもっと早く思い出せなかったんだろう」と後悔したと思います。だけど思い出さなければ良かったとも、手紙を読まなければ良かったとも思ってないです。むしろ、二つの大きな縁を思い出せたことは、赤主にとって大切なことだったと思います。

青主もまた、昔から色々と複雑な思いを抱えたまま、何一つ昇華しきれていないです。そのあたりは次の青篇に持ち越しですね。青主に関しては、土方さんやミツバさんなどに対する感情の形を明確に言葉にしないようにしている(つもり)ので、色々想像して頂けたら幸いです。
ただ、青主のことを一番わかっているのは、一番近くにいる土方さんじゃなくてミツバさんなのかもしれない……同性同士だからこそわかることってありますよね。

黄主も当初の予定ではこんなに出すつもりなかった(出せそうになかった)のですが、案外重要な役回りになりました。カラフルでも原作通り、転海屋については土方さんと山崎しか知らない情報だったので、黄主がいなければ青主が一人であの場所に赴くこともなかったはず。また、外野からの視点も時には大切ということで。

緑主は本当すまない。


アニメのEDの影響か、ミツバ篇は秋あたりのイメージがあるのですが、カラフルでは真夏を舞台にしました。青主の季節です。ちなみに春は黄主、秋は赤主、冬は緑主イメージ。これどっかで書いたかな……。
個人的に夏は暑くも明るくて賑やかな印象が強い反面、最も虚無的で絶望色を感じます。しんどい。次章は、ほんのりそんなイメージを持ったままどうぞ。言うて書き手が拙僧なのでそんな想像するほどのものではないんですけども。

18/3/30

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