▽【銀魂】前世?なにそれ美味しいの?
夢主は3z所属。しかしクラスメイトは面白い法螺を吹く人達ばかり。
どうやら私を含み、3zの人達は皆前世でも知り合いだったらしい。江戸と現代が混同した世界で、毎日騒がしく生活していたようだった。それはつまり、今と対して変わらないということで良いのかな?
坂田先生は万事屋を営んでいて、かぶき町で木刀片手にのらりくらりしていたらしい。
神楽ちゃんはあまんとという宇宙人で、宇宙最強の種族夜兎だったみたい。夜兎高校と同じ名前だね。
志村くんは坂田先生の元で立派な侍になるべく日夜修行に励んでいたと言う。なんとなく話が誇張されてる気がするけど。
風紀委員の近藤くん、土方くん、沖田くん、山崎くんたちは、江戸の治安を守る警察組織に所属していたんだって。うんうん、かっこいいなあ。
他にも妙ちゃんは道場復興のため資金を貯めていたり、あやめちゃんはくノ一として裏から平和を護っていたり、あと桂くんはどうやら近藤くんたちの組織とは犬猿の仲だったらしい。あれ、それ今と同じじゃね?
そんな中、私はかぶき町のとある和菓子屋で働いていたんだと。この3zの皆がよく訪れては、私と取りとめのない会話を交わしていたらしい。私の作る和菓子の中でも、特に団子が美味しかった、いやまんじゅうだ、それよりようかんだろう、等と皆バラバラのお菓子を褒め称えていた。いや、確かに好きな物が人気あると嬉しいけどさ、そこは別に好みとして人それぞれで良くね?
そんな感じで平和にのほほんと暮らしていた私だけど、訳あって皆より一足早く先立ってしまったらしい。
それを口にした時の神楽ちゃんは、しまった、と言うように青ざめて口を押さえた。近くにいた坂田先生が彼女の頭を思い切りはたいて、志村くんと妙ちゃんが何やらフォローするかのように慌てて言葉を紡いでいた。その様子がなんだか可笑しくて、私は思わず笑いをもらした。
「そっかー、それじゃあ前世の分までアホみたいにたくさん馬鹿やれたらいいね」
神楽ちゃんは何故か目を潤ませながら私に飛びついた。彼女の人外じみた剛腕により私は気絶した。目が覚めたら保健室で、坂田先生が少し離れた椅子に座っていた。
「…お前だけ、本当に何も覚えてねーんだな」
「アハハ、生憎記憶力がないもので。漢字テストいつもボロボロですしね〜」
「今度はもう、絶対あいつらの前からいなくなるなよ」
「ハイハイ」
「……お前は昔も、そうやってヘラヘラしながら受け流してたなァ」
「…そうですかぁ」
でもね、さすがに幾度となく聞かされたら飽きちゃうよ。だからさ、そろそろ法螺吹きはやめて普通のお喋りをしない?
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