おこづかいはアガペー
「失礼しまーす。コムイ先生いますかぁー?」
「はいはーいっ!ここだよ〜。入っておいでハナコちゃん」
「で、用ってなんですか?」
「いやぁ〜、まさかハナコちゃんが放送一回で来てくれるなんて、夢みたいだねぇ!」
「(ピクッ)で、用ってなんですか?」
「うんうん。やっぱり日頃のボクの誠意がようやくして伝わった、ってコトかな☆」
「(ピクピクッ)で、用ってなんですか?」
「あっ!今日は赤飯炊いてリナリーとふたりで食べよっか…―」
「(ブチッ)おい。用事言えよポンコツシスコン眼鏡ェ」
「―ヒドイよハナコちゃんっ!ボクはただ感動に打ち震えていたというのにっ!」
「いいから早く用件言ってくださいよォ。私これからランチだったんスよォ」
「えっ、口が悪…あっ、いやなんでもないよッ☆それで用事っていうのはね…」
「はい(やっと口割ったか)」
「キミにキミのクラス分の化学のノートを集めて欲しいんだ」
「は?」
「まったく、真面目に出してくれたのなんてリナリーとアレンくんとマリとミランダだけなんだよ!?おかしいでしょ?おかしいよね!だからハナコちゃんに頼んでるんだ!お願いっ!」
「えっ、ヤダ」
「あれっ、即答だよ!?」
「だってみんなの集めるの大変だもん」
「…頼まれてくれたらリナリーの秘蔵写真を、」
「もちろんやりますよ先生!私に不可能なんてありませんから!!」
おこづかいはアガペー
「よし、頼んだぞハナコ二等兵!」
「曹長じゃなきゃイヤであります!」
「あれっ!?こだわりがあったの!?」
その時、一陣の風がコムイの横を通り過ぎて行っただとか