我慢の限界!続

滅多にないほど素直なジョングクに柄にもなく煽られてしまって、噛み付くように二回目のキス。
すっかり力の抜け切ったジョングクの口内はとろとろで熱くて、舌を絡めるだけでいっぱいいっぱいです、みたいにぎゅうぎゅう抱きついてくるから更に深くしてしまう。
下手くそだけど精一杯俺の動きに合わせようと頑張る蕩けそうな舌はあまりにも可愛い。合間合間に必死に酸素を取り込むジョングクに息継ぎの仕方を教えてあげるけど、なかなかうまくできないみたいでまた肩を弱々しく叩かれる。
一旦体を離すと、耳まで真っ赤にして涙が溜まった目元を隠すように俺の服にしがみついてふうふう息をしているジョングクがどうにもこうにも可愛くて、可哀想だけどもう待ってあげることなんて出来そうになかった。
立てるか?と問うとちいさくむり、と返ってきたのですっかり腰が抜けた様子のジョングクの背中と膝裏に手を差し入れて抱き上げる。所詮お姫様抱っことかいうやつ。
いくら無知識処女でふわふわして可愛くても身体はもちろんそのままだからこの力が抜け切った筋肉の塊は相当重い。
流石に恥ずかしくなったのかジョングクが小さい声で名前を呼んでくるけど、暴れたら落とすぞ、と言うと黙ってまた俺のトレーナーにぎゅっとしがみついた。
あーかわいい。

今夜は元々ジョングクを部屋に招く予定だったので、俺もそれなりに用意をしていた。
と言ってもちょっと部屋を片付けた程度だけど。
そしてベッドに優しく横たえてあげてそのまま組み敷くと、ジョングクは居心地悪そうにもぞもぞと身じろいだ。
これから何をされるのか全く分かっていません、というような顔。まあそうか、キスだけであんなだったのにセックスなんて考えもできないだろうに。
だけどさっきから俺はもちろんジョングクだって身体がそのままだったらそれなりに煽られているはずで、その証拠にジョングクの中心はしっかりと反応していた。

「ゆ、ゆんぎひょん……?どうしたんですか…?」

「ん?ジョングクといい事してえなって思って」

「いいこと?」

「そ。俺にもジョングクにもいい事。気になる?」

「はい」

こくん、と頷いたジョングク。
悪いけど同意と取りました。取らせてもらいます。
だってジョングクだって結局好きだろう。
それよりも俺めちゃくちゃ気持ち悪いことばっか言ってるけど大丈夫か。変態っぽくなってないか。
いや無知識無経験処女にこんなことしようとしてる時点でだいぶ変態かもしれない…なんかもう……どうしよ……。

「ひょん、ひょん」

「あ、……な、なに?」

「ふふ、ひょん、何してくれるの?」

ああ。人生は諦めも肝心である。
自己嫌悪に陥りそうだった俺の手で遊んで、嬉しそうに笑うジョングク。
ちょっとかわいこぶってるのがまた可愛い。俺今日やばい、可愛さの摂取過多で死ぬんじゃない?
何も知らないまま始めての行為なんて怖いだろうから取られた手をそのままにしてジョングクの手をぎゅっと握り込んでおいて、自由な方の手でTシャツの上から身体に触れる。
さわさわと腹筋から胸まで軽く撫で上げると、それだけで快感を覚え込んでいる身体はびくりと震える。
つかこれすごいな。無知識無経験処女の癖に身体はめちゃくちゃエロいんだ。すごいな。その辺の層に需要ありそうですよジニヒョン。
その辺の層って誰だよキモいな。あっ俺だ………。

「ん、ッ……ふ、ぅ、………〜〜、っ、」

「どう?ジョングク」

「んん、なんか、…っはぁ、ぅ、……わ、かんな、ぁ、…へん、ひょん、ひょん、」

「どんな風に変?」

「ぁ、ん、なんか、むずむず?する……ぅあっ」

上ずった大きい声が出てしまったのを恥じるようにばっと口元を手で覆うジョングク。
いつもはもっと気にせずあんあんいうからとてつもなく新鮮。するようになって間もなかった頃はこんな感じだった気もするけど。
とにかくジョングクも敏感すぎる身体で悪いようには感じていないようなので、苦しそうにしている中心をそっと撫であげてみるとひときわ大きな声が上がった。
さわさわと撫でさすって握ってみると声が抑えられないようでいやいやをするようにゆらゆら揺れながらひんひんとなくけれど、目は初めての感覚に戸惑うようにはてなが飛び交い混乱しているのがありありとわかる。

「あ、ぁ、…っん゛ん、…ひ、ゃ、やだ、ひょんっ、」

「何がやだ?」

「ゃ、なんか…ッぅう、はずか、し、へん、なんか、からだ、へんなの、ッひ、ぅ、…!」

「恥ずかしくないよ、それきもちいっていうの。みんなそうなるから大丈夫だぞジョングク」

ほら、と握っていたジョングクの手を俺の中心に導くと、ジョングクはびっくりしたように目を見開いてそっとそれを握る。
おいやめろよ。煽ってんのか。
そんなことをしている間にも手を止めないせいで順調に育っていくジョングクのものはびくびくと震えていて、そろそろいきそうなのかなと思った。
服がぐちゃぐちゃになるのも可哀想だったので、スウェットに手をかけて下着ごと引き下ろして、そのまま直で扱いてやるとジョングクは泣いているような声をあげた。
腰がゆらゆら物欲しげに揺れてる。
エロい。めちゃくちゃエロい。

「ぁ、あ、ひょん、ひょんだめ、…っだ、め、ぁあう、…ッ、っ、なんかでる、や、あ、ぁ、……ッ、!」

「ん、大丈夫。出していいよ」

「やだ、だめっ、ぁん、やらぁ、…ひ、っぁあ、!」

「ジョングク、イくって言ってみて」

「ぇ?……っんぁあ、!ぁ、あっ、い、いく、ひょん、いくいく、いっちゃぅう、ひょん……〜ッ!」

もっとと強請るように押し付けてくる腰を撫でて先っぽに思い切り爪を立てると、ジョングクは脚をびくびく震わせながらイった。
暫くして体を弛緩させて、涎垂らしてはふはふと頬を上気させて必死に息を取り込む姿はエロすぎて目に毒。
ホントに処女かよ。処女じゃないけど。
少し休ませてあげようとべったりと手についた精液をベッド脇に置いてたティッシュで拭いてると、ジョングクの頭を撫でてた汚れてない方の手に指を絡められる。
にぎにぎと力を入れたり弱めたりして、ゆんぎょん、とまだ整わない息もそのままに名前を呼んでくる。
ほんとエロすぎるから何とかしてくんないかなそれ。こっちは処女だから優しくしてあげようとしてんだよ。処女じゃないけど。
どうした、と答えるとジョングクは困ったようにふにゃりと顔を歪めて細い腰をゆらゆらと揺らす。

「は、ぁ……ひょん、おれ、なんか、へん、なの」

「何が?」

「な、なんか、むずむずする……」

「どうした?どこが?」

「……か、かゆい?じゃないけど、なんか……その……おしり……たすけて……」

目眩。ジーザス。勘弁してくれ。
よくよく見ると腰もただ揺れてるんじゃなくて尻をシーツに押し付けて穴を擦り付けるみたいな動き。
待って、この子一回イっただけでケツさみしくなるってこと?そんなの初耳なんだけど?
まさかこんなところでこんな新しい事実発覚すると思わないじゃん。何だよ。どうしてくれんだよ。俺の息子はもうそろそろ限界だよ。まだまだやらなきゃいけないこと山積みだっつの。いやでもなにしようにもとにかく動かなきゃ始まらない。はい。やります。はい。
もじもじと脚を擦り合わせるジョングクの太腿に触れるとびくりと揺れる。
そのまま際どいところまで手を行き来させると面白いくらい震えて、どうしようもないと言うように目をぎゅっと閉じて吐息を漏らすジョングク。
刺激を与えれば与えるほど脚に力が入るようで、目的地になかなか到達出来そうにないからジョングクのほっぺにキスして声をかけた。

「ジョングク、大丈夫か?」

「っん、ん……だい、じょうぶ……」

「うん、じゃ、ちょっと脚開いてみて」

「?…こ、こう……?」

「うん、そう」

恐る恐る、というように畳んでいる脚をゆっくり開く姿に煽られて焦らされて、でもできるだけがっつかないようにジョングクのさらさらの髪を撫でると嬉しそうにえへへと笑う。
その表情と今の扇情的な格好があまりにもアンバランスでその倒錯感に目眩がした。
もうちょっとだけ我慢して、と膝に手をかけて少し広げるとそれだけで顔を真っ赤にするのが可愛くて、大切にしたいという気持ちと共に意地悪をしたいという思いもむくむくと膨らんでくる。

「ジョングク、手ェ貸して」

「え、て?」

「うん。……はい、このままにしてろよ」

「……え、ひょん、えっ?、これ、なんか」

「離したらだめだからな」

ニヤニヤしてしまいそうになるのを頑張って我慢する。
ジョングクの手を開かれた脚に導いて、あからさまに誘っていますよ、というようなポーズ。
自分の格好自体やら俺の視線やらがあまりに恥ずかしいのか唇を噛みしめるジョングク。
可愛いけどいじめすぎたら拗ねられるかもしれないので意地悪はこの辺にしといて、ベッド脇からローションを取り出す。いやまあ今からもっと恥ずかしいことするんですけどね。
人肌に温めた液体をひくひく震える穴にとろりとかけると、それだけでジョングクは感じ入ったように小さく呻く。
もう半泣きだ。早いよ。
入り口をくにくにと指先で弄るとそれだけで腰は揺れるし割とすんなり受け入れようとする。
…さてはこれ一人でシてたな。
少しずつ指を押し込んでいって時々腹の方をくちゅくちゅと擦ってあげたら我慢ならないように内部は畝るし噛み締めてる唇から声は漏れるし、目は混乱を訴えながらもだんだんとろんとしてきてる。唇が切れてはいけないから汚れてない方の手でジョングクの唇を開かせてあげたら、うっとりした目で俺の手をぴちゃぴちゃ舐めて吸い始める始末。
いやそれどこで学んできた?ほんとに処女?いや処女じゃない。このくだり何回やんの。
動揺のあまり手が止まったのを咎めるように目配せしてくるから、指を増やしてまた押し込んでいく。
三本ばらばらに動かせるようになった頃にはもう手の力もいらないくらい開かれた身体中蕩けきって滅多に聞けないようなとろとろの声があがっていた。
あーめっちゃ新鮮。かわいい。ずっとこんなだったらいいのに。俺もしかして処女厨だったのかな……。
ナカを解してる間身体や顔じゅうにキスしていってたら、嬉しそうに笑うから慣れてきたのかなって思う。
加えてきもちい、なんて言ってくるから俺もさっきから限界限界言ってるけどマジで我慢できなくなってきてて、もうこれ以上焦らされたら絶対に挿れたとき優しくできない自信があって。
十分解れてるはずだし、そろそろいいかな、と未だ乱していなかった服を全部ベッド脇に落とした。

「ゆんぎょん」

「あ?」

「ひょんかっこいいね」

「は?」

「おとこらしくてね、なんかきゅんてしちゃった」

ヘラヘラすんな!犯すぞ!いや犯すためにこんなことしてんだけどさ!かわいこぶってんのも今のうちだかんなこの野郎……無知識処女のくせに……どうせ今から何されんのか分かってないくせに……。
なんて心の中でぶつぶつ叫びながらすっかりいきり立ってるモノを解れ切ったジョングクのに擦り付けると、びくっと身体が大きく揺れる。
さっきまでのとろとろへにゃへにゃした目が不安げにこちらを見つめるから、まあ正直ちょっといい気分なのはある。
征服感というか。支配感というか。俺の一挙一動でコロコロ表情が変わるジョングクはこんなにもかわいいんだ。

「ひ、ひょん、なに?」

「ジョングク、さっきの気持ちよかった?」

「う、うん」

「あれさ、俺のちんこをジョングクのおしりに挿れる用意だったんだよね」

「えっ」

「できるだけ痛くしないようにきもちいようにするから、ちょっとだけ我慢できるか?」

「……う、ん……でも、さ」

「ん?」

「そん、な、おっきいの……おれのおしり、はいんないよ」

入るんだなこれが。いや勘弁してマジで。我慢してたんだって何回言ったらわかんの?言ってないけど。言ってもわかんないもんね。無知識無経験処女だもんね。なんでそんな煽りスキルだけ高いわけ?ジニヒョンに抗議しなきゃでしょこれ。無理だわ。今までの努力水の泡だわ。どうしてくれんの。こんなん冷静さを欠いてしまうわ。
ムラムラ通り越してもはや腹が立ってきたので大丈夫だよ、とだけ言って突っ込んだ。
ほんの少しだけ残ってくれた理性が少しずつ挿入を試みている。俺偉い。ほんと偉い。ノーベル平和賞くれよ。いやなんちゅーアホな平和賞よ。
それだけでもジョングクは指とは随分質量と熱が違うものに目を白黒させてて、でも苦しそうな様子はなかったからまた真っ赤な目元にキスしながら少しずつ押し込めていく。
全部入った頃にはジョングクはまたとろとろの目をしてて、むずがるように脚を俺の腰に擦り寄せてくるようになっていた。
いやエロすぎかって。何回同じこと言わせんの。いやこれは俺の語彙力の問題……?
馴染ませるように少し腰を揺らすだけでひくりと震える喉があまりにも綺麗で、噛みつきたい欲望に晒される。
いやでもこんなん普段のジョングクにもやったことないし…。
そのまま止まってしまった俺に、今度はジョングクが強請るように腰を揺らしてくる。
ジョングク自身揺れる腰や感じすぎる身体にびっくりしてるみたいで、これは快感を覚えこんでる身体が求めてるんだろう。
いやーこんなになってたんですか貴方の身体。なんかすいません。

「ん、…っぁ、ぁあ、…は、ぁう、ひょん、ひょん、」

「ん、大丈夫。あとは全部きもちいから。きつくない?」

「うん、だいじょぶ……だいじょぶ、だから、ん、ね、ひょん」

「なに?」

「……きす、して?」

「ん、はい」

「そ、じゃなくて、っぁ、ね、くち、くちに、して」

「え、赤ちゃん出来ちゃうよ?いいのか?」

「ん……ひょんの、あかちゃんなら、ほしいなって、おもった」

「っもう、おまえマジでさ……ッ、!」

「っん゛ん?!」

茶化したのに。ねえせっかく茶化したのに。ふざけんなよ。無理。もうマジで無理。マジふざけんなこいつ。
ゆるゆるとろとろな事ばっか言ってくる口をお望み通り塞いで、ずっと止めてた腰も抽送を開始した。
わざと知り尽くしたジョングクのイイトコに絶え間なく擦り付けて、今日はずっと弄ってなかったジョングクが大好きな乳首にも爪を立てて、声もぜんぶ飲み込んでやるつもりで息もできないくらい深いキスをしてやった。
だってぜんぶぜんぶこいつが悪い。俺我慢したし。めっちゃ我慢したし優しくしたし。俺の気遣い全部ぶち壊してくるこいつが悪いんだ。
行き場をなくしてびくびく痙攣させながらウロウロしている右脚を引っ掴んで俺の腰に回させると迷いなく両脚で絡みついてくる。
もうどっちがどんだけ動いてるか分からないくらいお互いやりたい放題無茶苦茶に腰を動かして、べちゃべちゃ舌を擦り付けあって、もう力の加減もできない腕で至る所が桃色に染まった身体を抱きしめた。

「っぁ、あ゛、はぁ…っぅう、ぅ、ひょん、ゃ、や、…っぁあ、あ、やら、ぁ、あ、!」

「っはぁ、ぐく、イきそ?」

「ぅあ、っぁ、ん、うん、いきそ、…だめ、だめ、も、…っぁ、゛あ、…ッ〜〜、!」

「ん、うん、いーよ、だして……おれも、も、むり」

「っはあ、ね、ひょん、ひょん、っあ、すき、ひょん、」

「っああもう!いいって言ってんだろばか!」

「っぁ、あ゛ぁ、あっ、いく、らめ、ぇ、あ、いくいく、いく、ひょんん……!」

「ッく……!」

もう前も後ろも分かんなくなっちゃってるようなジョングクが必死で背中を引っ掻いてくるから、正直痛くて堪んないけどもはやそれも刺激の一つになるくらい俺も夢中になってしまって、ジョングクが盛大に全身を痙攣させて仰け反ってイったのを確認してから俺もイった。
そういえばゴム忘れてたなとか、これ女の子だったらほんとに赤ちゃんできちゃうなとか色々ぼんやり考えたけど、ジョングクがいろんなどちらのものともつかない体液で身体中ぐちゃぐちゃにさせて尚何にも汚れてないような笑顔を見せるから、もうなんでもいいやと思った。

「っは……ごめん、結局がっついた」

「んふ、ひょん、かわいかった」

「可愛いのはおまえだろ……」

「ねーぇ、ひょん」

「あ?」

「また、したいですね」

無垢に見えた笑顔に事後のものではない色香を纏った瞬間を見てしまい、ああこうして人は大人になるのかと思った。