輪廻の抜け穴
『何故、そんな空虚なものを求める?
其れは一人で生きれぬ弱きものが求めるもの。
其れを求めるなど、追うなど、探すなど、惨めで哀れで滑稽だ。』
それでも、欲しかった。
ずっと信じていたから。
己の身が朽ちてしまう前に一度だけ与えてほしかった。
けれど今は、もう・・・―――――――――――――――――
輪廻の抜け穴
そんなもの何処にあるというの
いつだって見放したくせに