でもどうしよう。この人達を頼(たよ)るわけには……。
――この白髪(はくはつ)ボーイはともかくとして・・・…あの黒髪美人と居たらいろんな意味でもたない!!

不安げな私を気遣(づか)ってか、白髪の少年は大丈夫と微笑(ほほえ)んだ。

「僕の名前は、アレン・ウォーカーっていいます。こっちは、神田(かんだ)」

アレンが神田を指差すと神田はぶっきらぼうに鼻を鳴らす。

「フンッ。それより・・・…さっさといくぞ。俺たちの任務(にんむ)を忘れたわけじゃないだろうな?」
アレンを置いて神田と呼ばれた黒髪美人は森の奥の方に歩き出した。アレンも慌(あわ)てて神田に叫ぶ。

「ちょっと!!レディを置いて行くんですか?」

遠く森で神田のほっといても死なんという声が響いた。

「いたわれよ・・・黒髪美人!」

決めた。ふへへへっ・・・あいつのあだ名はピーマンに決定したぜ!子供たちに一生嫌われてけばいい!!

意地の悪い笑みを浮かべて、歩くピーマンの後ろ姿を睨みつける。ウン○踏めばよいわバーカ。

アレンは神田が消えた方と私を交互に見つめるとため息をついて言った。

「すみませんが・・・…あなたも任務について来てくれませんか?」



一瞬わたしの時間がフリーズした。



「はっ?・・・任務・・・・・・ですか・・・。」

いやいやいや!!ここで一人ぼっちで家までの帰り道を捜索(そうさく)するよりかはマシだよ!!うん・・・…それだけは言える。
確かに・・・ヨーロッパの森の奥地に置いてかれるこの心細さは尋常(じんじょう)じゃないからね。

まるで千と千尋の神隠しって感じに急展開なんだけど………。
舞台がアジアっぽい場所からヨーロッパに変わると更にホラー感が増すね!!(千尋(ちひろ)えらいわ)
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彷徨いアリス