ツナの決意
「やはりザンザス側についてたんだ‼」
獄寺の咆哮に、リボーンが静かに呟いた。
「好きにしやがれ……オレはもう切れてんだ」
チェルベッロでさえもその殺気に息を飲んだ。
私たちの間には冷たい空気が流れる。
「だが、九代目との誓いは守って…手は出さねぇゾ。
――生徒の勝負にはな」
その言葉に何よりも進行を大事にしていたチェルベッロの二人は
少し安堵した息をもらした。
「まぁ…オレがそう言っても……
戦いが嫌いなオレの生徒がどうするかは知らねぇがな」
……ツナ。もうこんな試合やめようと叫びたかった。
でも、ツナの……男のプライドがあるのもわかっている。
「ザンザス…そのリングは返してもらう」
ゆっくりと立ち上がったツナの声は、さっきのように震えていなかった。
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彷徨いアリス