「しっかり狙えよ」
挑発するようにツナは、銃口を向けられているのに動かない。
「何ぃ!?」
不快そうにザンザスが顔をゆがめる。
よほど挑発が
癪にさわったらしい。
「次はうまく…やってみせる!!」
各々が声をあげた。先ほどと同じように構えをとるツナに。
額と、グローブの死ぬ気の炎が
等間隔でついては消えを繰り返す。
「フッ、ブラッドオブボンゴレ♪
ツナの超直観が何かを見つけたらしいな」
「ふんっ。何度やっても同じことだ」
構えていた片手を組みなおした。まるで対になるように構えだす。
先ほどとは、いいや今までと全然違う構え。
「零地点突破・改!!」
ザンザスだけじゃなく、モニターを見上げる私たちも息を飲んだ。
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彷徨いアリス