「それに……ここでなら話す気になるんじゃないか、と」

意味ありげな言葉と、遠くに視線を外したディーノさんに
何か連れてきた事情がありそうだなと理解した。

じゃないとさすがにこんな重病人をここに連れてくるわけない……と思いたい。
いや、でもワンチャンここの人たちどこか常識ずれてるから
一緒に見ようぜって連れてきた感も否定できないけど。

「あなたは!!」

不意に振ってきた高い声、あっと視線をあげればチェルベッロの二人が
慌ててこちら側に飛んできた。文字通り、上からシュバッと忍者のように
舞い降りた二人にビビりまくる。

「スクアーロ!?」

めっちゃ驚いている。そりゃそうか、恐らく彼が生きているってわからなかったんだろう……あ!!

「生きてる守護者は全員参加させられてたよね今」

「しかし今頃こいつをフィールドにあげるのは無理があるな」

シャマルの言葉に確かにそうだとうなずく。



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彷徨いアリス