「そんな……」
煙がはれてきた中、最初に目に飛び込んだのはザンザスだった。
ツナを信じていなかったわけではなかったがどこか皆が
もしかするとを期待していた。それだけに砕かれた希望に打ちのめされた。
「奴の手をみてみろ」
リボーンの言葉に誰もがうつむいていた顔をあげた。
なんとザンザスの手が氷におおわれている。
「この現象はっ…まさか!!」
車いすから飛び上がりそうな勢いで身を乗り出したスクアーロがモニターを見上げる。
「あの時と…おなじ!!」
スクアーロはこの氷の技を知っている。
しかしなぜ?……そうか、ザンザスも知っていたような口ぶりだった。
この二人はこの技が発動される現場にいたことがあるんだ。
リボーンはこれが初代の技だろうとニヒルな笑みを浮かべた。
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彷徨いアリス