皆に聞かれてはまずいのか、店の個室に案内され
赤ん坊と向かいあうように畳に座り込む。
「俺も今時恋愛は自由にすりゃいいと反対したんだが……
先代ボスの明確な意思であり遺言だからな。
そして、この神話を信じる奴も多いんだ」
「えっと……確か、世界の守護者を
娶れば
大成できるとかでしたっけ?」
前にスクアーロが叫んでいた言葉を思い出した。
石垣のうえでイキり散らかしていた彼も数日後には
全身包帯で車椅子だからね。
「そうだ。そして…それはボンゴレだけでなく
どのマフィアでも大成する条件ともなっているんだ」
何そのガバガバなチート設定。眉を下げ、掌を見つめる。
「世界の守護者って……あまり実感わかないんですけど
そんなに偉いもんなんですか?」
先代ボスの方が世界の守護者にすごい思い入れがあるだけなんじゃと思ったけれど
リボーンは私の不安を読んだのか静かに首をふる。
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彷徨いアリス