ツナには今度ケンカしようとか言うし、クロームには
骸と会わせろと詰め寄っていた。

それらをどうにかなだめて、とりあえず一同が着席する。

「さて……まずは前回のテストで赤点取った人いますか?」

私を含めて、ツナと山本、クロームが手をあげた。

「俺……全教科赤点どころか0点なんだけど」
ツナの言葉に、全員どんよりした空気が漂う。
残念だが彼のレベルで今回の勉強会をしていれば一向に終わりそうにない。

とりあえずツナには全教科のテスト点の底上げ、そしてあわよくば
今回こそは赤点回避できるようにとうながした。

山本は数学だけギリギリ赤点を取ってしまったらしい。
私と同じなので山本も私と一緒にまずは理数系を重点的に勉強していく。

「で、クロームちゃんはどの科目がダメだったの?」

賢そうなのになと想いながら尋ねれば、少し間をおいて受けてないとだけ帰ってきた。

「もしかしてテストすら受けてない?」

小さくうなずく美少女。声には出さなかったが
骸!!お前のチームどうなってるんだと内心叫んだ。



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彷徨いアリス