仲良いなこの兄弟
待ち合わせ
裕太「おっせーな兄貴のやつ…一体どこで油売って」
不二「裕太おまたせ」
ピトッ
裕太「ギャッ!?」
不二「ん?どうしたんだい裕太…まるでキンキンに冷えた缶ジュースを背中に押し当てられた様な顔して」
裕太「それをされたんだよ今ァ!ったくもう、服捲ってまでそういう事するか!?」
不二「ごめんごめん。はいこれ、裕太にジュース買ったんだ。遅れちゃったお詫びに」
裕太「お、おう、サンキュ。でも寒いからあったかいのが良かったな…」
不二「しまった…!実はタバスコと迷ってたんだよね、タバスコにすればよかった!」
裕太「いやタバスコは飲みもんじゃねーからな!?そりゃタバスコ飲めば体は熱くなるだろうけど!」
不二「じゃあ今から買ってこようか!」
裕太「こっ、これで十分だから!えーと…今からスイーツ食いに行くんだろ?いい店見つけたって言ってたじゃんか」
不二「うん、裕太が好きそうな甘いものが置いてあるお店なんだ。きっと気に入るよ」
裕太「とか言って、兄貴が勧める店って大抵辛いのばっかだよな…」
不二「ふふ、今回はそうでもないよ。メニューに辛いものは見当たらなかったからね。」
裕太「はい、言い切った!これで嘘だったら今日は家に泊まって行かないから!」
不二「いいよ」
裕太「や、やけに自信満々じゃんか…よし!んじゃその店に連れてってくれ!」
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わらびもち