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えすりは好き勝手やって良いと思ってる節がある
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「お帰りなさいお姉ちゃん!」
「…………えっ」
「荷物はキッチンでいい?またたくさんスパイス買ったんだね、莉花チキンカレーが食べたいなぁ」
「えっ、あ、ありが…えっ待って莉花ちゃん待って??」
「なぁにお姉ちゃん?」
「おね、…ど、どうしたの?何かあった?」
「…何が?」
「何がって…」
「? 変なの、お姉ちゃんこそ疲れてるんじゃない?お茶淹れてあげるね、ちょっと休憩しよ?」
「え、えぇ、えぇえ…?何事なのこれ…?」
「……で、あのバグった莉花ちゃんは何なんだよ至さん」
「…CBCガチャ対決で負けた罰ゲームに一日妹キャラを命じた結果、俺じゃなくて監督さんの妹キャラになった莉花ちゃんです」
「何させてんだあんた」
「別に俺妹萌え属性ないけどさぁ…莉花ちゃんがお兄ちゃんって呼ぶの想像するとちょっと良くない?」
「………いや、俺にゃ分から」
「万里お兄ちゃんも一緒にお茶飲も?莉花美味しいの淹れるから」
「る。分かる。分かった。良い」
「は?ちょっと待って莉花ちゃんこいつも兄判定なのずるくない」
「…飲まない?」
「飲む」
「良かった、じゃあ万里お兄ちゃんの好きなお茶にするね」
「……莉花ちゃん演技力すごくね?超妹なんだけど、年上なの忘れそう」
「? 変なの、そりゃ万里お兄ちゃんの妹だもん」
「…… 莉花は良い子だなー?」
「ふふんっ、もっと褒めて撫でて。良い子なの、なんたって万里お兄ちゃんの妹だからね!」
「やべぇ至さんこの妹欲しいくれ」
「やるか殺すぞ。…莉花ちゃん、至お兄ちゃんは誘ってくれないの」
「えっ、たるさんコーラじゃないの?欲しいなら淹れるけどお茶飲むの珍しくない?」
「ねぇ何で俺だけ通常扱いなの可笑しい抗議する」
「いやだって、兄妹プレイとかちょっと引きますわ…」
「俺が命令したのに」
「妹キャラを命じられただけでたるさんの妹とは言われてませーん」
「………」
「莉花ちゃーん、お湯沸いたよー?」
「はぁいっ、今行くねお姉ちゃん!じゃあ万里お兄ちゃん達もリビング来てね、待ってるから!」
「おー」
「………」
「……至さ」
「万里殺す」
「とばっちりだろ!?」
「……でも、監督さんとの姉妹百合はちょっとグッと来た」
「十分楽しんでんじゃねぇかおい」
「百合に野郎はいらないんだよ、お前邪魔」
「……性癖拗らせてんな相変わらず」
至さんゲー廃なだけじゃなく意外とクソヲタだったからライト百合くらいは嗜んでそうだなって。
高校時代に「百合が嫌いな男はいない」って特に親しくもないパリピ男子が断言してたから多分そうなんだと思います。
おまけ
「さきょ兄、莉花も座りたいからも少し詰めてー」
「………妙にリアルだから俺にはやめろ」
「あっはは、確かに左京さん相手だと妙に現実味ある」
「左京さん兄とかまじ勘弁だろ」
「分かる」
「黙れ摂津、茅ケ崎」
おまけA
「っそれだけの演技力がありながら演者じゃないなんてもったいない…!!莉花ちゃん今度舞台出よう!?」
「いづみちゃん落ち着こう、そもそもこの劇団って女は入れない伝統なんでしょ?」
「莉花ちゃんなら美少年も美少女も出来るから!バレないから!」
「ダメだ正気を失ってる…さきょ兄ヘルプ」
「はぁ…」
2019/03/29
A3!