小屋

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モノクロのチェックメイトプロローグ1話で挫折しました。読める気がしない

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「私には聞かないんですね」
「ん?何?」
「まぁ…いいです、聞いてくれなんて頼むことでもないですし。信頼されていないってことですから大分面白くないですけど」
「…お前に聞いても意味がないだろ、だってお前アイドルじゃないからな」
「そうですね、所詮仕立屋。仲間にすらなれない、貴方の支えになれない」
「…俺が悪いのか?愛していたものに愛されていると勘違いして、王さまだなんて滑稽にふんぞり返っていた俺のせい?なぁ、マリー、教えてよ」
「…無垢な王さま、愛しい王さま。私の愛を信じてくれない貴方が、私にその答えを求めるのは残酷です」
「信じられない俺のせいか?愛していたたくさんの奴らに裏切られて、最後に残った大事なものにまで裏切られるのが怖くて、動けずにいるのは悪いことか?」
「……マリー、と、貴方が呼んでくれるのが嬉しかった。仕立屋である私を、王妃の名で呼んでくれることが、まるで信頼の証のようで」
「そう、信じたいよマリー、いつだってお前は俺の味方だって。…お前も、セナも、俺の一番大事なものだけは俺を裏切らないって」
「…レオさん、貴方が大事です。でも私にはそれを貴方に示す術がない。『所詮アイドルじゃないから曲がなくても平気だ、綺麗事なんていくらでも言える』と貴方が言う以上、私は貴方への言葉全てを奪われたに等しい」
「……分かってる、お前には酷いことしてるって。でも駄目だ、止まらない。何を言われても疑ってしまう、お前も、お前すら、俺のことを愛していないんじゃないかって」
「………」
「例え今まで愛してくれていたとしても、これからも愛してもらえるのか?皆にくすくす笑われているとも知らずに、王さま気取って持てるもの全て与えようとしていた馬鹿なやつを、変わらず愛してくれると思うか?
俺は分からない、自信がない。お前とセナからだけは嘲りを、裏切りを、罵りを受けるのが怖い。怖いんだ、マリー。お前を傷つけても、俺はその怖さに立ち向かえない」
「レオさ」
「− だからやめよう、もう」
「………え?」
「お前を信じられない俺は、どうあがいたってお前をズタズタに傷つける。マリー、いや光恒珠。お前はもういらない」
「っ、…何を言い出すんです」
「もうお前は王妃じゃない、仕立屋じゃない。今この瞬間から俺とは、裸の王さまとは一切無関係のただの他人だ」
「れ、おさ…?」
「うんっ、それがいい♪無関係だし名前も知らん、お前誰だ?もう忘れた!あぁ名乗らなくていいぞ、お前に一切興味ないからな!」
「………」
「……大丈夫、セナはきっとお前を捨てないから。俺はお前を捨ててやるから、お前は目いっぱい俺を憎め!」
「っ嫌、やめてくださいっ…!そんなことされたくない、私を信じられないならそれでいい!だからそんな、貴方だけが傷つくようなやり方で私を守らないで下さい!」
「んー?何言ってんだお前、俺はお前なんて守らない。だって興味ないからな、わははっ!俺の知らんところで勝手に他の奴らの仕立屋でも何でもしろ!」
「レオさんっ…!」
「分からないか?じゃはっきり言ってやる、お前はクビだ、いらない」
「っ、」
「お前は俺に相応しくない。俺にはもうお前はいらない。ポイっとゴミ箱行きだ、さっさと逃げ出して誰かに拾ってもらわないと焼却処分だぞー?」
「………」
「だから、じゃあな知らない奴!俺興味ない奴の顔も名前も覚えないから、今後話し掛けても無駄だしっ。さっさと俺の前から消えて好きなとこ行って!」
「………」
「…おーい、聞いてる?」
「………、…れが」
「ん?何?」
「……それが、貴方の望みなら。…『仰せのままに、我が王』」
「……馬鹿な奴」
「…捨てられても、この先貴方がどんな乱心の末にどんなに零落れても、貴方だけが私の王です。…さようなら王さま、名を失った仕立屋から最後のご挨拶を」
「…うん、さようなら『知らない奴』。どうか俺を許さないで」
「…えぇ許しません、ずっと。だから私を忘れたまま、ずっと笑っていて下さい」
「………難しいな、それは」
「……酷い人。最後まで暴君でいてくれないと、恨むことも出来ないじゃないですか」
「ううん、たくさん恨んで憎んでくれ。…そして出来ればどうか、俺を愛したままでいて。ずっと愛してるよ『知らない奴』、だからずっとさよならだ!」


思いつく限りでまとまりそうな形を模索したけども撃沈。
公式がおっもすぎてタマだけは信頼してるってご都合にはできなかった。一番無難な形がこれだった。
まぁタマ捨てる→離れてる間にレオ君ぶっ壊れ、不登校→嵐ちゃん達が支えてせないずがタマ回収→原作軸へ、かなー??

王の騎行パート何も考えてないけどタマに頑張ってもらおう…。
あと王妃云々呼ばせてるけど別に付き合ってない。親愛度爆高のあんずちゃんを女王って呼ぶのと似たような意味合い。のつもり。


2019/04/15

あんスタ