小屋

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卒業後の誕生日。おくれてすみませんでした

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『はくじょーものっ!!』
「…開口一番謂われのない罵りを受けて困惑してるんですが」
『謂われありまくりだろうがっ!今日何の日!?』
「端午の節句でこどもの日で親愛なるレオさんのお誕生日ですね」
『そうっ、俺の誕生日!なのにお前ときたら!』
「お祝いのメッセージ入れましたし、プレゼントは送りましたよ?」
『メッセージは見たけどっ。え、プレゼント?俺もらってないぞ?』
「泉さんの住所に送りました、貴方いつどこにいるか分からないので」
『そっか分かった!セナから受け取るなありがと!』
「はい、誤解が解けたようで良かったです。それでは」
『じゃないっ!!!』
「うわっ、びっくりした…大声やめてくださいよ、まだ学校なんですから」
『タマ!おすわり!!』
「犬なのか猫なのか。…はい、座りました。廊下のど真ん中で割と衆人環視なので手短にお願いします」
『何だそれ、俺も見たい!携帯片手に廊下で正座するタマ…うん、楽しそうだ♪』
「レオさん手短に」
『あぁそうだった。タマ!』
「はい」
『俺に言うことはっ!?』
「お誕生日おめでとうございます」
『うん、まずはそれだ。メッセージは見たけどあれじゃダメっ、歌や音楽と一緒、言葉は直接耳に届けないと』
「携帯を携帯しない人に電話しても意味ないかと思いまして」
『今日くらいは持てってセナに叱られたから持ってたし、なんならお前からの電話待ってる内に5曲も出来たぞ』
「レオさん三行で」
『お前が電話してこなかったので拗ねています!』
「すみませんでした」
『うん改めて!気を付けろ、二度目はないからっ!』
「…レオさんひとつ良いです?」
『うん?』
「私は貴方のファンで貴方の仕立屋です、でも貴方の彼女ではないですね?」
『まだな!』
「予定は未定だしその予定すらもないので、今は現在私が貴方の彼女ではないという事実にのみ着目してください」
『うん、で?』
「つまり、誕生日を電話で祝わなくても特に責められるような関係性ではないのでは?」
『いいやお前は俺を祝うべき!電話で!!何故なら俺がそうして欲しいから!』
「我儘の極み」
『だってお前俺が好きだろ?』
「好きですけども」
『うんありがとっ、俺もお前のこと大好きだ愛してるっ!』
「嬉しいですけど、レオさんの愛はバーゲンセールなので比較的誰でも手に入るんですよねぇ…」
『わははっ、なんだそれ面白いな!』
「Knightsの皆もクロさんもなずさんもあんずちゃんもみーんな愛してるでしょう」
『うんっ、当然だ皆愛してる…♪』
「それで何で私だけ電話を強要されるんです?」
『何でって?そりゃお前だからだ!』
「禅問答は眠くなるので却下です、端的にお願いします」
『当然、お前が俺を特別愛してるからだよ。…だよな?マリー』
「………急にマジトーンでレオ様的な良い声出すのやめてください」
『わはは、お前今廊下のど真ん中でごめん寝して悶えてるだろ?見えなくても光景が目に浮かぶ〜♪』
「…だから嫌なんですよ、電話なんて耳元で殺される一番危険なツール」
『ふふんっ、俺は大満足だ♪』
「レオさん」
『ん?』
「…来年は傍で祝わせて下さいね」
『うん、期待してる。早く追い付いてこいよ、マリー』
「追い掛けるのはいい加減飽きたんですが…努力します、とだけ返しておきます」


卒業後レオマリが定まってないけどとりあえず書いた。

2019/05/06

あんスタ