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英白ちゃん
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「やぁ白佳ちゃん」
「わっ、英智様。お久しぶりです」
「…うーん、君とはそれなりに親しくなったつもりでいたけれど僕の自惚れかな。同学年だしもう少し砕けた口調で話してくれた方が嬉しいんだけど」
「大分砕けてるつもりですけど…?」
「敬語に様付けでかい?」
「英智様は英智様ですし…」
「…君のことだから他意はないんだろうけど。せめて敬語をやめてもらえないかな、敬斗に話すみたいに話してよ」
「…不敬者っ!って撃たれたりしない?」
「君は僕をどこかの王族と勘違いしてないかい?」
「近しいものかなって。…まぁでも同い年だしね、敬語は却って失礼なのかな」
「失礼ではないけど、線引きのようで寂しくはあるかな」
「うーん…じゃあ敬語はやめるように気を付ける。けど、様付けは許して」
「構わないけど…何でそんなに様付けしたがるんだい?」
「くん付けがびっくるするくらい似合わない」
「君、腰が低いようで意外と遠慮がないね」
「だって紅茶が不味いって示すために無言でカップひっくり返すタイプの人間だよ…?」
「否定はできないけど」
「美味しくなくても我慢して飲むタイプの人間が気安く英智くんとか呼んだらダメじゃない…?」
「…見た目に反して面白い子だよねぇ君は。何だか妙に嗜虐心をそそるというか」
「え、遠慮いたします」
「ふふ、冗談だよ。敬斗達に怒られてしまうからね」
「(怒られなかったら虐めるって意味なんだよなぁそれ…)」
でもこの後普通に仲良く生徒会室まで行く。
ビビりつつも普通に仲良いつもりの白佳と、態度は親し気にしつつも怖がられてるし仲良くないんだろうなぁ僕達っていう英智様のすれ違い友情。
2019/05/26
あんスタ