▼色の話
似合うと似合いたいは違うよね
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「………」
「…何よ、どうしたの璃」
「え?いや、友千香綺麗だなって」
「なぁに急に、誉めてもなにもあげないわよ?」
「ううん、…本当に、綺麗」
「………璃」
「ん?」
「確かに私は赤似合うわよ、どの仕事でも大体イメージカラーは赤だし」
「…友千香は鋭いなぁ」
「分かるわよ、あんたの考えなんて。いい?私が身に付ける赤は私の色なの。あいつの独占欲の色じゃないわ、一緒にしない」
「ごめんね。分かってるんだけど、私が赤似合わないから羨ましくて」
「全く…妙なこと考えるの止めてよね、赤はあいつだけの色じゃないのよ」
「あはは、そうだね。そこ気にし出したら私達一色しか使えなくなっちゃうし」
「そーよ、大体璃の方が私より青似合うじゃない。お互い様よ」
「………」
「…何よ」
「いや、可愛いこと言うなって」
「さっきあんたが言ってたことと全く一緒なんだけど?」
「聖川君が聞いたら喜びそう」
「…音也に言われたくないなら分かってるわね?」
「…内緒、ってことで」
「宜しい。ほら、馬鹿な話は止めて行くわよ。貴重な休日なんだから思いっきり買い物しなきゃ」
「ふふ、うん」
私服が赤系統多めな(そして大いに似合う)友ちゃんとの話。
大丈夫大丈夫、ご都合主義だからきっと彼氏二人は曲がり角の影で今の会話聞いてるから。帰ってきたら抱き潰されるから。
2017/07/02
うたプリ