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蛇猫の話。
ところで白の妖精と華の女王って良くない。最高じゃない。アナ雪みたいだね。華白ぎゃわいい。(ネタと一切関係ない)
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「おや、これはこれは王妃殿下。ご機嫌麗しゅう♪」
「…サブいぼでうっかり手が滑りそうなのでその呼び方やめましょうね蛇さん」
「これは失敬、その麗しい美貌と優秀な仕事ぶりに相応しい呼び方をと思うと思わず…☆それに貴女も私を蛇と呼ぶではありませんか、いえ私はその呼び名を光栄に思いこそすれ不満などありませんけどね♪」
「………」
「その冷えた感情のない瞳、まさしく王妃の風格!ですがこれ以上麗しの王妃殿下のご機嫌を損ねたくはありませんので、そうですね、捻りはありませんが…デザイナー、いえ、クチュリエ―ル殿で如何ですか?」
「蛇さんのお芝居は味があって良いと思いますけど、もうちょっと演技の勉強した方が良いですよ。全身痒い」
「おやこれは手厳しい…♪それでは、恐れながら名女優でもあるクチュリエ―ル殿にご指南いただければと」
「私大根なので」
「ご謙遜を。白の妖精、華の女王に次ぐ夢ノ咲演劇科期待の星と囁かれていたではありませんか♪」
「入学三か月で裏方宣言した人間が期待される訳ないでしょう。…率直に言って貴方苦手なんですけど、何でここ最近絡んでくるんですかね?」
「そんな悲しいことを仰らず。せっかく同じビルで働く仲間なのですからそう嫌わないでください」
「嫌ってはないですけど…こう、回りくどい芝居が痒くなるというか、もうちょっとダイレクトに会話しませんか」
「無理ですね、性分ですので」
「それ、その調子です」
「クチュリエ―ル殿が都合よく動いてくださる駒になってくれれば考えましょう。貴女、どうにも駆け引きのし甲斐がないのでこちらとしても張り合いがないんですよね」
「だからKnightsと紅月に迷惑が掛からない仕事なら引き受けてもいいですよって言ってるじゃないですか」
「その馬鹿正直な駆け引きにすらならない条件交渉が張り合いがないと言っているんですが」
「蛇さん頭いいんだからそのくらいできるでしょ。別に皇帝さんに迷惑かけるなとは言いませんから」
「…おや意外ですね。貴女、そこそこ皇帝陛下には懐いていると思っていましたが」
「だって皇帝さん根っからの王侯気質の性悪策略家だから、蛇さんの毒程度じゃどうこう出来ませんし」
「はは、俺もあんた嫌いです」
「私は嫌いではないです」
「そういうとこがほんと虫唾が走るくらい嫌いです」
「突然機嫌を損ねるの何なんですか…」
タマが苦手で敬遠してる、が表向き。
実際は茨くんのが結構タマ苦手で、それが癪で克服のために絡みに行くのもちょっとある。あとはビジネスで使えないかなっていうのも。
タマは自分の言動の何が悪いのか分からないので、今まで飄々とからかってた癖に途端に苦虫噛み潰した顔するのが理解できない。とかでも可愛いなと思った。
2020/03/23
あんスタ