小屋

▼_
無償は受けないのを知ってるから対価を教えない方向で遠ざける

**********

「アズールくん何してるの?」
「おやティナさん。お邪魔していますよ」
「うん、こんにちは。それ、ヴィルくんのだよ?」
「承知していますよ。契約の対価にいただくお約束をしているので問題ありません」
「ヴィルくんが?」
「はい、信じられないなら契約書をご覧になりますか?」
「ううん、いい。でも言ってくれればあげたのに、私も育ててるよそれ」
「…対価が払えませんので」
「ラウンジのVIPカードもらったじゃない」
「ほとんど利用しないでしょう貴女。それにVIP会員は前回の契約の対価です、貴女が望むものが分からない以上、契約は結べません」
「貰えるものは貰っとけばいいのに」
「ダメです、貸しを作るのは此方でなければ。後々足をすくわれないとも限りませんし」
「じゃあウサギ料理」
「は?」
「アズールくんのラウンジお料理美味しいんでしょ?でもウサギ料理ないから」
「…貴女の好物はラム肉だと伺ったのですが」
「えっ、誰に?」
「……っ騙しやがったなあのトドライオン共!」
「あー、レオナさん達に意地悪されたんだ」
「……最高のウサギ料理をメニューに追加しましょう。薬草を譲っていただく度に一回分の無料券を差し上げます、それでいかがでしょう?」
「おっけー」
「くそっ…こんな簡単なことだったのに…!」

なるべく関わらせたくなくて誤情報掴ませるおじたん。楽しさ9割親心1割でラギーくんも乗っかった。

2020/05/16

twst