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ご期待に添えず申し訳ない
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「ところでミモザ」
「ん?」
「アズールが貴女に出すカップ、ライラック柄を選んでいることにお気付きですか?」
「うん、気付いてるよ?お洒落だよね」
「……」
「婉曲な恋愛表現を美とする上流階級のお嬢様方にウケそうだよね、コレ。商機になるかどうかの実験だと思ってたけど、ジェイドは何か聞いてる?」
「なるほど、意味を理解した上でそう解釈するんですね。素晴らしい、流石はミモザです」
「…ジェイドのそれは褒め言葉じゃないんだよね、そのくらいは分かるようになった」
「いいえ、言葉通りの称賛ですとも。何せ僕達に素晴らしい娯楽を与えてくれるのですから」
「…ま、友人に娯楽を提供できてるなら良しとするよ」
「はい、是非そのままで」
教養あるし観察力もあるので気付くけど、商売のネタとして認識するオチであってますか。
あまりにアズール可哀想なので内心「とはいえ流石にくすぐったいな、うっかり落とされないよう気を付けなきゃ」くらいは思ってる。
アズールに興味がないんじゃなくて、結婚相手は多分親が決める筈だしなーっていう。一応お嬢だからね。
2020/06/10
twst