小屋

▼高身長組
同い年だし仲良しでいい

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「……」
「なぁに璃ちゃん?」
「え?あ、えと」
「ふふ、そんなに熱心に見られると照れちゃうわね。言いたいことがあるなら遠慮なくどうぞ?」
「す、すみません…大したことではなくて」
「何でも良いわよ、言いたくないことじゃなければだけどね」
「…小夜さんって身長高いですよね」
「そうね、170あるから。璃ちゃんより高いと思うわ」
「そうですね」
「…背高いの気になる?」
「…小夜さんは、どうですか?」
「私は慣れたわねぇ、ヒールもがんがん履くことにしてる。小さい男の人に対しては申し訳ないけど、そんなことに気を遣ってても疲れるだけだし」
「小夜さんモデル顔負けですもんね」
「そんなことないわよー?璃ちゃんはヒールとか履かないわね、気遣ってる?」
「いえその…音也が嫌かなと」
「あーそっか、音也君とそんなに差無いからね。偉いわねぇ」
「そんなことは…。そっか、黒崎さんは背が高いから大丈夫なんですね」
「まぁね、でもあいつに気なんか遣わないし例え追い抜いてもヒール普通に履くわ」
「はは、流石です」
「…そういえば璃ちゃんってヒールだけじゃなくて私服中性的よね。もしかして音也君以外に色々気にしてる?」
「………」
「…学園の王子、だったっけね。女の子って考え無しよね、自分がされたらどんな気持ちになるか少し想像すれば分かりそうなものなのに」
「いえ、好意ですから嬉しかったですよ。…ただ私がそれに迎合しちゃっただけで」
「…璃ちゃん本当は女性らしい服好きなタイプでしょう」
「…好きと似合うは違いますからねぇ」
「馬鹿ね、女の子なんだから似合うに決まってるでしょう」
「ふふ、澪にも同じこと言われます。…音也と付き合い始めて少しは変わったんですよ、髪も伸ばし始めましたし。でもつい癖でああなっちゃうんですよね」
「……」
「今更スカートなんて履くと却って落ち着かないんですよね、はは」
「……璃ちゃん明日の予定は?」
「え?…えっと、確か打ち合わせが二件入ってます」
「それ以降は暇ね?」
「恐らくは?」
「よし、六時に事務所で待ち合わせね。それまでに死んでも終わらせとくわ」
「へっ?」
「ショッピングデートしましょ、色々見繕ってあげる。ついでにご飯も行きましょう、美味しいお店教えてもらったから」
「えぇ!?そ、そんな、悪いですよ」
「いいからいいから、折角だし同い年同士親交を深めましょ。絶対音也君が絶句するくらい可愛くしてあげる」
「…小夜さんって面倒見いいですよね」


2013/09/08



2017/07/02

うたプリ