02/10
『おはようございまーす』
「おはようさん」
「あら?今日は金ちゃんと一緒やないの?」
『そんなことないですよー』
「あるわよー」
ないと思うけど…金ちゃん、言うなら鉄砲弾みたいやからなぁ
「お、きよったで」
「蔵りんも一緒やないのっ」
『おはようございます』
「おはよう」
「#name1#なんで先に行ったん?!ワイめっちゃ待ってたんやでー!!」
『いつも待ち合わせとかしてへんやん』
「えー!」
「相変わらず仲ええねー」
『仲良ぅないです』
「あ!なぁなぁ、みんなで雪合戦しようやー!!」
『いやや。寒いもん』
「えー!」
なんでわざわざ寒いとこ出なあかんねん。
絶対いやや。
「あかぎれになったらどないするんよー」
『せや。小春先輩ようわかってますわ』
「そんなんあかん!小春にはさせんでっ」
「いや、たまには遊ぶんもええかもな」
「ホンマに?!」
「ああ」
「ぃやったー!」
「ホンマにやるんスか?」
「早速外出るでー」
部長も意地が悪いわ。
こんなにいやや言うてるのに…
「#name1#ー!はよ来いやー」
「金ちゃん楽しそうやね」
『…しゃあないなぁ。今行くから叫ぶなや!』
雪合戦なんてせんけどなっ
「ほら、玉作っといたで」
『私やらんよ』
「なんで?!」
『なんでも』
「白石ー、#name1#が雪合戦せんて言うてるー」
『ちょっと!チクるんはズルいやろ!』
「うーん。#name1#は女の子やしなぁ…」
『せやっ女の子はそんな野蛮なことせんとお淑やかにせなあかんのよ』
「淑やか?どこが?」
「男とかわらんよなー」
『謙也先輩と財前先輩うるさいっスわ』
「どこが淑やかやねん」
『財前先輩?なんや今日は雪が食べたいみたいですね』
おっとこんな所に抹茶蜜が。
「雪合戦するか」
逃げよった…謙也先輩なんて言い逃げやし。なんなんあの人。ほんまワケわからん。
ちゅーか金ちゃんがやけに静かやけどなにしてんのやろ?
「なんやそれ、ちっこくてうまそうやけど」
「やーねー。これは食べ物やのぅて雪うさぎやで。かわええやろ」
「おん!ワイにも作り方教えてーな」
「ええよー」
小春先輩とちっさくなってなんかしとる。
静かなん珍しすぎて違和感。
「なんや気になるん?」
『そんなことないですよ。静かでええです』
「そんなこと言うてー」
『…謙也先輩ウザいですわ』
「お前、最近財前に似てきたな」
『そんなことないです』
財前先輩と一緒にされるとか不愉快極まりないですわ。
「なぁ#name1#ー」
『なん』
「これ#name1#にやる」
金ちゃんの手の上には、葉っぱや石で顔が作られた小さな雪玉。
『うさぎ?』
「雪うさぎ言うんやで」
『小春先輩と作ってたん?』
「せやっ#name1#こうゆうん好きやろ?」
『うん』
「よし。ほんなら一緒に雪合戦するで!」
『なんでそうなった』
「交換こや!」
いやいや、交換するもん違いすぎやないですか?
「ほな行くで!」
『ふ、しゃあないな…そんな言うならボコボコにしたるわ!』
(#name1#にお淑やかはまだしばらく無理やろな)
2016/05/27 加筆