09/11
「いらっしゃいませ、ようこそ。お好きな席へどうぞ。季節のメニュー揃えてます」
は?
「女子会、ママ友会。常連達の会話で、カフェはいつもにぎやかです。Oh baby」
『ぶふっ』
予想外すぎて紅茶吹いた…
「楽しい時間、気づけば僕がもらってる。いつもアリガトウ。かけがえのない My dear」
どの口がいってるんだこのやろう。一人称すら違うじゃねぇかよぃ。
あらやだ、本音がポロリ。
「ギター鳴らしてフィンガー。たった今僕はシンガー。モモンガ、カリンガ、アンドロメダ銀河」
なんかもうよくわかんない…
「おしゃべりも、ダジャレも、皆とだから面白い。鋭いツッコミ、お待ちしてます」
神田がおしゃべり?ダシャレ?面白い?
しかもみんなとだから?
「Oh baby」
ちょこちょこ英語はさむな…
「楽しい時間、気づけば僕がもらってる。いつもアリガトウ、かけがえのない My dear」
ついに頭おかしくなったの?
「Oh 心穏やかな時間、気づけば僕がもらってる。いつもアリガトウ、かけがえのない My dear」
どうしたら…こんな神田気色悪い。申し訳ないけど意味が悪い。白い神田なんてことアクマより怖い。
「Mm... my dear... Mm... I'm here...」
ハミングとかいらんわ。歌をやめて。
いや、聞きたくないとかじゃなくてね?神田らしくないと言いますか、なんか違和感しかないんだよ。
「三つ子の一番下で」
三つ子なの?初めて知った。
「体も小さかったけど、僕もすっかり大人になった」
ああ、そうですか…
「いつかここで、きっと、会いたいあのヒトにも、会えるような気がするんだ」
…あの蓮のはなが関係してるのかな…教えてくれないけど。
「Oh まったり楽しい時間、気づけば僕がもらってる」
そこに戻るんかい!つーか一瞬たりともまったりしてねーだろ!
「いつもアリガトウ かけがえのない My dear Oh」
もういい…もういいよ…
「心穏やかな時間、気づけば僕がもらってる。いつもアリガトウ、かけがえのない My dear」
もう…
「またいつでも 遊びに来てね」
『いい加減気色悪いからやめろっつーんだよこのヤロー!!』
「あ、起きた?」
『は?コムイさん?』
あれ?紅茶は?
「これね、神田クンの声を抽出して作った機械なんだけどね」
『機械?』
「結構人間に近く歌わせられるようになったんだー」
『ああ、そうですか』
また仕事もしないでこの人は…
「神田クンが歌うのは気色悪い?」
『はい』
「(はっきり言うなぁ)」
『しかもメロディーとかちゃんと覚えてないけど歌詞とか、ほんと気持ち悪いです』
「そんなこと言わないでよー。考えたのボクなんだからー」
『コムイさんが歌った方がマシです』
「本当かい?」
『神田はもっと鬱と言うか暗いと言うか、こう…とにかく!こんな雰囲気じゃないから違和感が気持ち悪いです』
(神田が聞いてて殴り込んでもよし)
(コムイさんが歌うが音痴でもよし)
(ラビが来て更に遊び倒すでもよし)
(あまりに本人のまますぎてどうしてもやりたかったんだ…)
2016/05/27 加筆修正