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(連載する予定はまったくない)
(今回に限り名前はにのまえゆりこで固定)


「酪農科の40名諸君!入学おめでとう!担任の桜木だ。受け持ちは国語。これから三年間よろしくな!」

ただ漠然と動物の近くにいたいと、なんとなく決めた進路。
なんとなくの割に家からはちょっと遠すぎる。
だって、ここ北海道だもん。

「幕別東中から来ました…」

…て、ちょっと待って。

「帯広川西中央中から来ました…」

これもしかして…

「…中札内南中出身!…」

もしかしないんじゃ…

「下浦幌中…」
「次ー」
「はい。京都府の大谷中からきました、一ゆり子です」

ほらーやっぱりざわついたー。

「静かにしろ。次泉川!」
「別海中風連中学校…」
「大樹晩成中学校出身…」

全部北海道の中学校名だもん。本州から受験するなんて、やっぱり珍しいよね。

「…八軒!」
「あ、ハイ。」

この間途中でいなくなった人?あんまり動物の習性知らなかったみたいだし、もしかしたら本州の、都会の人かな…

「新札幌中から来ました…」

なんだ、この人も北海道の人か。それにしても暗い。根暗?インテリ?
私にはどっちでもいいけど、ぶっちゃけここに合わないと思うんだよね…

「進学校じゃねぇ?」
「な。なんで農業高校にきてんだ?」

へぇ、進学校なんだ。
ならもっと選べたはずなのに、なんでこんな合ってなさそうなここに?

「これから教科書配るからなー。明日から授業だから間違えんなよー。」

畜産…ぶっと!教科書ぶっと!!、今更だけどやっていけるかな?
でもまーやるしかないよね。


(ねぇねぇ、ニノマエさんって本州の人?)
(うん。生まれは東京で、中学校二年からは京都だったの)
(都会っこだー!!)
(いちって書いてにのまえって読むんだー)
(へー珍しー)



(最後が書きたかった)


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