05/22
(青学メンバーと日食)
(しかし誰だかわからない)
(あーこれきっとこいつだなって感覚で読んでください)
(しかも遅い。今更感たっぷり)
『むー…』
世紀の金環日食がどうしても見たくて、朝早くから待ち合わせてみんなで空を見上げてるのに、雲行きは怪しくなるばかり。
私は、けして雲が見たいわけではない。金環日食が見たくて早起きしたの!
「ふふ、曇ったのは残念だけど、そう唸らないで?」
「予報では見れないこともないはずだ」
『でもただの予報じゃーん』
「こちらのデータでも確実に見れる…とは言い難いな…」
『むー!』
「日食グラスで床を殴るんじゃない。万が一それを使って目に砂が入ったら危ないだろう」
一瞬雨まで降った。
たまに太陽は覗くけど、日食グラスなんか使ったら雲で全然見えない。
でも日食グラスがないと目が痛い。チカチカする。
「あー!そんなことしたら目見えなくなっちゃうよー!?」
だからって手で目を覆うのはやめてほしい。
『ちょっとなら大丈夫だよ』
「でも日食中の紫外線だかなんだかは普通の太陽なんかよりずっとヤバいらしいっスよ」
『えー、パチじゃないのー?』
「でも見えなくなっちゃったら大変じゃん!ただでさえ太陽直に見ちゃダメなのにっ」
「先輩、確か強い光に弱くなかったスか?」
『うん。メラニンが少ないからダメなんだー。リョマ君よく覚えてたねー』
「子供扱いすんのやめてください」
『だってちっちゃいじゃん』
「先輩の方がちっさいじゃないっスか」
『女の子はいいんですー』
「…くぁ…っ」
『眠そうだね』
「そりゃあ」
「お、雲切れそうっスよ」
『え?!見る見る見る!!』
「…海堂先輩。喋らないと消えてますよ」
「黙ってろ」
「(海堂の奴、ずーっと太陽見てるけど…首疲れないのかにゃぁ…)」
『あ!おお!!』
雲の合間に見えた太陽は、下弦の月のような形をしていた。
「見えるもんスねー」
「月みたい…」
「こらこら、思っててもそれは言ったらダメだろう?」
「大石先輩も思ったんだ」
「でもやっぱり月とは全然違うねー」
「紫外線だけを見てるからじゃないかな?」
『ふぅん』
「あと30分後には綺麗な金環になるはずだよ」
「楽しみだね」
『雲いらない』
「きっと見えますって!」
『ちょっと雲掃ってきて』
「え?!俺っスか!?」
『桃なら木判使えそう』
「ムリっスよ!ラビじゃないんスから!」
「桃先輩は寄生型っスね」
「桃はよく食べるからね」
「不二先輩までー!」
『ラビ誰かな?』
「キャラ的にはやっぱり桃じゃない?」
「それか菊丸センパイ」
『じゃ私リナリー!』
「「それはない」」
『ひど!桃もリョマもひど!!』
「そんなまな板でリナリーはねぇだろ」
『うわーん!みんながいぢめるよー!!』
「うわっどうしたんだ?」
『…大石先輩はコムイさん』
「え?」
「あー」
「わからなくはないかも」
「お前ら太陽見てろよ」
「いくらなんでも海堂みたいにずっとみてらんねぇよ」
「あ、そろそろわっかになりそうだよ」
『マジすか!?』
(ダメだ。終わらないから打ち切り!)