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(とある京葵なイラストに触発されて)
(しかし葵ちゃんは悪者になってない)
(悪いのはクラスメートAとB)



「ねぇねぇ剣城君っ」

最近やたら女子がむらがってくる…うぜぇ。

「でね、この子ったら」
「やだっあれは言わない約束でしょ?!」

つか誰の許可とって騒いでんだよ。
オレの周りで騒ぐなうぜぇ。

「あ、剣城君どこいくの?」

トイレっつったらついて来ねぇのか?
…いや、なんか来そうで怖ぇから言わね。

「ぁ」
「なに?#name2#さんには用事ないんだけど」
『きっきっきょうちゃんは、わたしのなんだからねっ!!』

おい。声でけぇよ。
恥ずかしいからみんなには隠したいっつったのお前だろ?

「は?なにそれ」
「どういう」
『う、あ…』
「ねぇ。どういうことか答えてくんない?」
「こーゆーことだよ」
『ひあ…っ』

後ろから抱き寄せてやれば、空気ばっかり抜けてほとんど声になってない悲鳴があがった。

「え、」
「つっ剣城君…」

つかまた痩せたか?
あんだけ食えって言ったのになにやってんだこいつ。

『つつつ剣城くんっ!?』
「あ?」
『くっくすぐったい…っ』
「知るか。オレの言ったこと聞かねぇで痩せたお前が悪い」
『そ、そんなっ』
「つーかなに苗字で呼んでんだよ」
『だだだだだって学校』
「あんなでかい声で『きょうちゃん』なんて言った後だし、今更だろ」
「剣城君…まさか、#name2#さんと付き合ってる、の?」
『っ!』

あーあ。バレちまったな。
っつかバラしたのはこいつみたいなもんか。

「あ?だったらなんだよ」
「なんで#name2#さんなの?」

あーあー。
んなこと言われたら泣くんじゃねぇか?こいつは。

「悪いか?」
「#name2#さんなんかよりこ」
「黙れよ」
『き、きょうちゃん』
「オレに言わせたらお前らのがねぇわ。うるせーしなんかくせーし」
「な?!」
『(それはいくらなんでも酷いんじゃないかな)』
「ひ…酷いっ」
「この子はあんたのことが好きだったんだよ!?」
「知るか。オレが好きなのはこいつ、#name1#だけなんだよ」

少しだけ強く抱きしめながら首元に鼻を埋めると、あの女子達とは違う、こいつ自身の匂いがする。
やっぱこっちのが好きだ。






(ここ、教室なんだけど…)
(恥ずかしさすら覚えるわね)
(てゆーか剣城、#name2#さんにはきょうちゃんなんて呼ばれてるんだね)


部活で天馬と信助に「きょうちゃん」って弄られたらいいじゃない!

そしてなんとなくぼっちーおみたいになったなと思う。
しかしこれはちゅるぎくんだと言い張る。まる。


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