09/19

(未だ停止している私の戯言主が試合後の一氏と繰り広げていただきたい会話)

「すごいね、今の」
「あ?…子供かい」
「失礼しちゃうんだねっ私は子供じゃないんだよ!」
「せやかて自分ちまっこいんやから」
「それでも私は子供じゃないんだからね!」
「わーったから騒ぐなや」
「せめて同年代として扱ってくれないかなぁ」
「しゃあないな」
「うふふ、分かればいいんだ。私は君と少しお話したいだけなんだからねん」
「せやった。すごいってなんのこっちゃ」
「さっきの物真似だよ」
「ああ、あれのことか」
「相手を詳しく知らないから私にはどうこう言えないけど、あの声帯模写には目を見張るものがあったね」
「?」
「声真似のこと」
「ああ」
「もしかしたら、君なら紅い万能家をびっくりさせられるんじゃないかな?」
「ジェネラリスト?」
「私の耳にも妙な違和感がなかったから、声紋認証まで騙せると思うんだね。うんっ」
「ちょ、意味がよぉわからんのやけど」
「要約してあげると、君はすごいってことなんだよ」
「最初に戻ったな」
「この私が認めたんだ。誇っても構わないよ」
「自分はずいぶんなお偉いさんなんやな」
「あ。こんな所でのんびり油売ってる場合じゃないんだった」
「どっか行く途中かいな」
「そうじゃないけど、ここに長居したら危ないから」
「そんな危ない場所ちゃうで」
「君達が危ないんだよ」
「は?」
「お別れね、少年。少年にこれからも健やかな日々が訪れることと、二度と少年と巡り逢わないことを祈ってるわ」

「…妙な子供やった…」


(戯言主はあくまで19歳)
(140cm程度しか身長ないけど)


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