あらすじ

つづき綴 原案
 高校2年生の夏前、Aは野球部のエースBに告白される。しかし、AはBの双子の兄であり、生徒会長のCが好きだった。
 AはCにBから告白されたことを相談するが、ずっとBはAが好きだったから付き合ってあげてほしいと言われる。
 しかし、CはAが好きだった。
 花火大会にBから誘われたAはデートすることになる。Bは場所取りをAに頼むと、河原にAを残して離れてしまう。
 すぐにBは戻ってきたが、Aの横に座ったまま何も言わない。AはそれがBではなくて、Cであることに気づいたが、気づかないフリをする。
 Cは(Bのふりをして)告白の返事がほしいとAに言う。Aは(Bが)好きだと答える。そのまま、ふたりはキスをする。
 Cが立ち去った後、Bが戻ってくる。Aは付き合えないとBを振る。しかし、Bはふたりがキスしていたことを見ていて、嫉妬心からCに付き合うことになったと報告する。
 二学期が始まり、AはCに素っ気なくされる。
 AとCはぎくしゃくしたまま、高校を卒業。Aは地元の短大に、Cは遠方の大学に進学。
 はたちになり、Aは就職。一人旅に出かける。そこで、バイトに励むCに再会。ふたりはすぐに惹かれ合う。
 Cの気持ちが知りたいAは、高校時代、キスをした相手がBじゃないと知っていたことを白状するが、Cは何のことかわからないとはぐらかす。
 Cは優等生であることを演じて生きてきたから、卑怯な自分を恥じていた。
 Aはまっすぐな気持ちをぶつけ、Cの心の傷を癒そうとする。
「あのとき、Bを好きだって言ってもそうじゃなくてもキスをするつもりだった。そのぐらい、好きだった」
「好きだ」

✎『内緒のキスは、数年後に』を読む


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