更新しました/水瀬
夢から醒めても君に会いたい
近所のマドンナお姉さん
「14. たくさんの嘘を重ねてきた」(水瀬)
「15. いつかの約束を、ここで」(エクル)
更新しました。
斎宮宗「夢から醒めても君に会いたい」はこれにて完結です。
追記におまけとして没原稿の詰め合わせを載せておきます。
名前はデフォルト名(泉本リサ/匂坂香織)になってます。
小説家/15話ギリシャ神話あたり修正前(エクル)
いやいや私も色々あるから翌日大変なんだからね。文句をこぼしつつも椅子から立ち上がる。リサが歩き出すと、宗は横に並びエスコートするように歩調を合わせる。七種のところにいくのだろう?そうね、絞めにいきましょうか。加減はしてやるといいのだよ。お断り全力でぶっ潰すわよ。かげくん心配しそうだね。貴様が暴れるのは日常茶飯事だから大丈夫だろう。誰が、暴れてるのよ誰が。君だろう泉本。違うっての。
先ほどまでの余韻も何もない程の言葉を交わす。
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小説家/15話ドレスのくだり(エクル)
「あと、コルセットは許さない。無理。死ぬ。吐く。」
「それは無理な問題だね」
「はぁ?」
きみみたいな寸胴は補正しないと美しいシルエットは出ないからね。と言った瞬間い、脳みその血管がはじけ飛んだ。幻の右フック平手打ちがさく裂。
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お姉さん/5話没稿(エクル)
授業を切り上げて、帰り道にたい焼き店やの前で男子学生が財布から小銭を落として私の足元に転がって止まった。拾い上げて手渡すと、男子学生の左右の眼の色が違う色なのに気が付いた。彼は目線が重なるとニッコリ笑って、おおきに。そう言ってにっこり笑った。
「ここのたい焼きめっちゃおいしいねん。」
「おいしいよね。ここもだけど、3丁目のもおいしいよ。」
「三丁目?」
「あぁえっと……大きな公園のあるところに出てる屋台のところなんだけど。」
「あぁ、あのおっちゃんの!あそこのもおいしいなあ!」
目を輝かせた男子学生は、味を思い出したのか頬を抑えて嬉しそうに頬を緩めている。
「たい焼き好き?」
「めっちゃ好き。」
目を輝かせて、首がとれるのではないかというぐらいに首を振られた。どうやら結構好きな様子だ。たい焼き屋の店主が遠慮がちに声をかけてきて、たい焼きを彼に渡した。ありがと!おおきに!なんて人懐っこそうな笑みを浮かべて、受け取ったばかりのたい焼きの紙袋を一度抱えなおした。
「おねえさんも、お金拾ってくれておおきに!」
「どういたしまして。おじさーん。私も二つくださーい。きみを見てたら食べたくなったんだ。おごっちゃうから食べない?」
「でも、知らん人にものもらったらあかんって。お師さんも言うてたし」
「私は、香坂香織。これで知らない人じゃないよね。」
2020/06/24