没稿置場

2020
0811

中編/守沢千秋 水瀬


第5話没稿
デフォルト名:有村悠



「ちあき、どうしたんですか?」
「んっ?相変わらず突然出てきたな奏汰!藪から棒にどうしたんだ?」
「それは「こっちのせりふ」です。ちあき、いつもよりげんきがありませんね?」
「そ、そうか?そんなことは」
「「なすぜめ」にあったことがそんなに「しょっく」だったんですか?それとも「おばけ」のほう?」
「いや、あれはもうどちらも勘弁願いたいんだが」


「あっれえ、もりっちじゃん。どうしたのこんなとこで」
「うおお!?ってなんだ羽風か」
「今日は悠ちゃんこっちじゃないよ、ニューディの方。せなっちが帰って来てるらしくて打合せだって」
「ん?俺は悠に用事だと言っただろうか?」
「え?違うの?」
「いや、違わないんだが」
「あ、そうだ。今度悠ちゃんを泣かせたら容赦しないから、覚悟しといてね♪」



「ちょっとちあくん!悠を泣かせたってホントなわけ」
「せ、瀬名?目が怖いんだが」
「それで?十分反省したわけ?ただ無計画に会って謝りたい〜とか思ってるなら悠には会わせてあげないから」
「えっ」
「少しは悠の気持ちも考えてあげなよねぇ。俺があんなこと言われたら絶対ちあくんのこと許さないと思うけど」
「……ん?」
「なに?」
「悠は、俺が言ったことに対して怒ってるのか?」
「……それ以外に何かしたのアンタ」
「あ、いや、その、……つい勢いに任せて、だな。気づいたら、その……悠の唇を」
「はああああああ!?ちあくん万死。もう一生悠の前に顔出さないほうがいいんじゃない」
「それは本当に悪かったと思ってるんだ!!だが俺もずっと好きだった悠とあんな密着して気分が盛り上がってしまったというか!」
「……は?」
「っ、悠!?いいいいいつからいたんだ!?」
「守沢、私のこと好きだったの?」
「そっそれは、その、確かに最近は友達として仲良く〜って感じではあったが、俺は前からずっと悠のことが好きだった!」
「っ……、」
「あ、逃げた」
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